特許
J-GLOBAL ID:200903045688262908

オートクレーブの熱風循環方法・装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 永田 浩一 ,  小林 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-277331
公開番号(公開出願番号):特開2006-088049
出願日: 2004年09月24日
公開日(公表日): 2006年04月06日
要約:
【課題】複合材の積層構造体を加熱、加圧、成形するオートクレーブにおいて、稼働中、成形材を装填するワークゾーン10内の各領域の雰囲気温度に、所定以上の温度差が生じないようにした熱風循環方法及び装置を提供する。【解決手段】水平循環型オートクレーブにおいて、ワークゾーン10を長手軸方向に境界を設けず複数のセクションに区画し、各セクション毎に、圧力容器2の外壁上部で軸線方向に沿い、容器2の長手軸心に直交する回転軸を備えた撹拌モーター13...を配置し、該回転軸を容器2壁、外通風路4及びマッフル炉3壁を貫いてワークゾーン10内天井迄伸出させ、先端に撹拌扇14...を取付け、この撹拌扇に対応しマッフル炉3内壁に、対向して補助ヒーター17...を配置し、撹拌扇14...で流通するガスを撹拌、混合し、補助ヒーター17...からの熱量を分散して、マッフル炉3の上流側から下流側迄の間で雰囲気温度差が生じないようにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
圧力容器内に同容器と略、同心に設置した両端開放のマッフル炉の外壁と前記圧力容器内壁との間に外通風路を設け、前記マッフル炉の一方端に隣接してクーラー・メインヒーターを設けると共に、クーラー・メインヒーターに対して直列に圧力容器の一端に配置したファンを駆動し、マッフル炉内のガスをクーラー・メインヒーターを通して吸引し外通風路を流通させ、圧力容器の他方端で反転して、再び、マッフル炉内に戻すような循環経路を形成した、圧力容器内で材料を加圧・加熱、冷却し、成形材を接着、成形するオートクレーブにおいて、前記マッフル炉内を長手軸方向に境界を設けずに複数のセクションに区画し、それぞれのセクション毎に、圧力容器外壁の長手軸方向に間隔を置いて撹拌用モーターを設置し、前記モーターのシャフトを圧力容器の長手軸心に対して直角方向に配置し、その端部を前記外通風路及びマッフル炉壁を貫通して前記炉内に伸出せしめ、前記シャフトの先端に撹拌扇を取付け、対応してマッフル炉内側壁に補助ヒーターを設置し、各補助ヒーターによってマッフル炉内を流通するガスへ成形材・治具・工具等に消費した熱量を補給する一方、撹拌扇で前記ガス流を撹拌・混合して、マッフル炉内のガスの主たる流れに混・乱流を発生させることを特徴とするオートクレーブの熱風循環方法。
IPC (3件):
B01J 3/00 ,  B01J 3/04 ,  F27D 7/04
FI (3件):
B01J3/00 A ,  B01J3/04 D ,  F27D7/04
Fターム (11件):
4K063AA05 ,  4K063AA15 ,  4K063BA01 ,  4K063BA06 ,  4K063BA12 ,  4K063CA03 ,  4K063CA06 ,  4K063DA13 ,  4K063DA26 ,  4K063DA28 ,  4K063DA32
引用特許:
出願人引用 (9件)
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