特許
J-GLOBAL ID:200903045820952951

オーディオ帯域拡張装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-180126
公開番号(公開出願番号):特開2002-372993
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】 圧縮符号化されたディジタルオーディオ信号の再生帯域を拡大して再生音質の向上を図り、聴感上良好な音質を再生できるようにすること。【解決手段】 デコーダ1でデコードされたデコード信号を、オーバーサンプリングLPF2に与え、帯域制限とオーバーサンプリングを行う。また、バンドパスフィルタ3、整流回路4、スライディングバンドHPF5を用いて、デコード信号の持つ帯域以上の高調波を発生させる。そして圧縮符号化信号に含まれているスペクトル情報を基に、レベル制御回路6でレベル制御して加算回路7でデコード信号に加算し出力する。こうして圧縮符号化された信号の持つ帯域以上のスペクトルを持つ高調波を発生させ、入力信号の高域スペクトル強度に応じてこの発生させた高調波成分を入力信号に付加する。
請求項(抜粋):
オーディオ信号がフレーム単位で複数の周波数帯域に分割された圧縮符号化信号を入力し、少なくとも各帯域毎のビット割り当て情報と各帯域毎のスケール情報とを用いて前記圧縮符号化信号を再生するオーディオ帯域拡張装置であって、前記圧縮符号化信号をデコードして、前記ビット割り当て情報と前記スケール情報とオーディオ信号を含むデコード信号を出力するデコード手段と、前記デコード手段から出力されたオーディオ信号を歪ませる非線形手段と、前記デコード手段で取り出された前記ビット割り当て情報を参照し、前記ビット割り当て情報で示される最高周波数より高域のオーディオ成分を前記非線形手段の出力信号から取り出す周波数可変高域通過フィルタと、前記デコード手段で取り出された前記スケール情報に応じて、前記周波数可変高域通過フィルタ手段の出力レベルを制御するレベル制御手段と、前記レベル制御手段により制御された前記周波数可変高域通過フィルタ手段の出力と前記デコード手段のデコード信号とを加算し、帯域が拡張されたオーディオ信号を出力する出力信号加算手段と、を具備することを特徴とするオーディオ帯域拡張装置。
IPC (4件):
G10L 19/00 ,  G10L 13/00 ,  G10L 19/02 ,  H03M 7/30
FI (6件):
H03M 7/30 A ,  G10L 9/18 M ,  G10L 9/18 H ,  G10L 9/18 J ,  G10L 7/02 D ,  G10L 7/04 G
Fターム (10件):
5D045DA11 ,  5D045DB00 ,  5J064AA01 ,  5J064BA06 ,  5J064BB07 ,  5J064BC02 ,  5J064BC08 ,  5J064BC11 ,  5J064BC18 ,  5J064BD01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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