特許
J-GLOBAL ID:200903045935061155

マルチキャストMPLS通信方法およびシステムおよびネットワーク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井出 直孝 ,  下平 俊直
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-182061
公開番号(公開出願番号):特開2004-032114
出願日: 2002年06月21日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】大規模MPLSネットワーク環境で、ソース起動、リーフ起動のマルチキャストパス設定が可能で、両設定メカニズムが相互に矛盾無く相互運用可能とし、QoS保証可能とし、設定したマルチキャストLSP全体の再設定を伴わず、必要な部分ツリーの追加または削除または修正機能を実現する。【解決手段】ソース起動によるパス設定機能に加え、リーフ起動によるマルチキャストツリーへの参入機能、リーフ起動によるパス設定ノードの指定機能、リーフ起動による分岐点の選択機能、ソース起動によるツリーの接木および剪定機能、マルチキャストセッション識別子によりパスを特定することによるソースおよびリーフの相互運用機能、1つのLSPに対する複数のトラヒック割当機能、マルチポイント相互間のパス設定および解除機能、転送経路の明示的指定機能その他の機能を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
マルチキャストMPLS(Multi Protocol Label Switching)のパス設定起動ノードは、マルチキャスト転送経路と当該転送経路上に設定すべきパス情報を、パス設定要求メッセージに格納し、当該パス設定要求メッセージを指定されたマルチキャスト転送経路の次ホップのノードに送出し、 当該パス設定要求メッセージを受信したノードは、当該ノード上に要求されたマルチキャスト転送経路が設定可能な場合には、当該パス設定要求メッセージ内のパス設定情報を自ノード内に一時保持し、当該パス設定要求メッセージ内の経路指定情報により次のマルチキャスト転送経路を判定し、それらのマルチキャスト転送経路上に存在する複数の次ホップのノードに当該パス設定要求メッセージをコピーして送出し、 宛先となるマルチキャストリーフノードは、自身がリーフノードであることを判定し、当該パス設定要求メッセージが転送された経路にMPLS転送経路を設定可能な場合には、当該MPLSパスで使用するラベルを割当て、上流の前ホップノードに当該ラベルを格納したパス設定確認メッセージを送出し、 当該パス設定確認メッセージを受信した上流ノードは、 前記一時保持してあるパス設定情報を確認し、下流ノードの転送に使用するラベルを確認することにより当該ノードと下流ノードとの間のラベルバインディングを設定し、 パス設定要求メッセージを送出した全ての転送経路からパス設定確認メッセージが到達するのを確認し、全経路からパス設定確認メッセージが到達した場合には、当該ノードと下流ノードとの間のMPLS転送経路を確定し、 当該ノードと上流ノードとの間で使用するラベルを確定し、パス設定確認メッセージに格納し、上流の前ホップノードに当該ラベルを格納したパス設定確認メッセージを送出し、 前記パス設定起動ノードは、前記パス設定確認メッセージが下流ノードでマージされて自ノードに到達したときに、指定されたマルチキャスト転送路にマルチキャストMPLSパスを設定する ことを特徴とするマルチキャストMPLS通信方法。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (2件):
H04L12/56 100Z ,  H04L12/56 260Z
Fターム (3件):
5K030HA08 ,  5K030LB05 ,  5K030LD05
引用特許:
出願人引用 (7件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)

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