特許
J-GLOBAL ID:200903046056179793

車両の運動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029863
公開番号(公開出願番号):特開平9-193763
出願日: 1996年01月23日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 液圧補償処理によってブレーキ液圧制御を迅速且つ的確に行なう。【解決手段】 車両状態判定手段DRの判定結果に基づいて目標値設定手段TVが設定した各車輪毎の目標値と、実測値検出手段MVが検出した実測値との偏差に応じて、液圧サーボ制御手段SVによってブレーキ液圧制御装置PCをサーボ制御し、ホイールシリンダWCに付与するブレーキ液圧を制御する。液圧サーボ制御手段SVによる制御が可逆制御領域にあるか否かを制御領域判定手段CRによって判定し、可逆制御領域において液圧サーボ制御中であると判定し、且つ偏差演算手段DFの演算結果の偏差が所定値以上のときには、液圧補償処理手段PAが偏差に応じてブレーキ液圧制御装置PCを制御し、ホイールシリンダWCに付与するブレーキ液圧を増圧又は減圧するように補償処理を行なう。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に装着したホイールシリンダに対し少くともブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液圧を付与するブレーキ液圧制御装置と、前記車両の運動状態を判定する車両状態判定手段と、該車両状態判定手段の判定結果に基づき各車輪毎の目標値を設定する目標値設定手段と、該目標値設定手段が設定した目標値に対応する前記車両の運動状態に係る各車輪毎の実測値を検出する実測値検出手段と、該実測値検出手段が検出した実測値と前記目標値との偏差を演算する偏差演算手段と、該偏差演算手段の演算結果に応じて前記ブレーキ液圧制御装置をサーボ制御し前記ホイールシリンダに付与するブレーキ液圧を制御する液圧サーボ制御手段とを備えた車両の運動制御装置において、前記液圧サーボ制御手段による制御が可逆制御領域にあるか否かを判定する制御領域判定手段と、該制御領域判定手段が、可逆制御領域において前記液圧サーボ制御手段が制御中であると判定し、且つ前記偏差演算手段の演算結果の偏差を所定値と比較し所定値以上のときには、前記偏差に応じて前記ブレーキ液圧制御装置を制御し、前記ホイールシリンダに付与するブレーキ液圧を増圧又は減圧するように補償処理を行なう液圧補償処理手段とを備えたことを特徴とする車両の運動制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/48
FI (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/48
引用特許:
審査官引用 (5件)
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