特許
J-GLOBAL ID:200903046117559969

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-102966
公開番号(公開出願番号):特開2000-287965
出願日: 1999年04月09日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 X線CT装置の造影検査において、被検体の呼吸による平均CT値の変動に影響されることなく、正確なタイミングで監視スキャンから本スキャンへの移行を図る。【解決手段】 本スキャン前の監視スキャン時において、平均CT値算出部16は、画像再構成部9で再構成された断層像に設定された関心領域(ROI)内の平均CT値を算出して制御部18に供給する。呼吸センサ17は、被検体5の呼吸状態を検出し、この呼吸センサ出力を制御部18に供給する。制御部18は、平均CT値算出部16からの平均CT値のうち、呼吸センサ出力に基づいて、値が安定した平均CT値のみを取り込み、この平均CT値が、しきい値設定部14で設定されたしきい値を超過した際に本スキャンへ移行する。
請求項(抜粋):
造影剤が注入された被検体の所望の部位のX線像を撮影するX線撮影手段と、前記X線撮影手段により撮影されたX線像を画像再構成する画像再構成手段と、前記画像再構成手段により画像再構成されたX線像に基づいて、前記所望の部位のCT値を算出するCT値算出手段と、前記CT値算出手段で算出されたCT値と所定のしきい値とを比較し、CT値がしきい値を超過するまでは、通常よりも少ない線量のX線でX線像の撮影を行う監視スキャンを行うように前記X線撮影手段を制御し、CT値がしきい値を超過した際に、通常の線量のX線でX線像の撮影を行う本スキャンを行うように前記X線撮影手段を制御する制御手段とを有するX線CT装置において、被検体の略周期的な体動を検出する体動検出手段を有し、前記制御手段は、前記体動検出手段からの体動検出出力に基づいて前記CT値算出手段で算出された安定した値のCT値を選択して取り込み、この取り込んだCT値と前記所定のしきい値とを比較し、CT値がしきい値を超過するまでは前記監視スキャンを行うように前記X線撮影手段を制御し、CT値がしきい値を超過した際に前記本スキャンを行うように前記X線撮影手段を制御することを特徴とするX線CT装置。
IPC (4件):
A61B 6/03 375 ,  A61B 6/03 330 ,  A61B 6/03 331 ,  A61B 6/03 370
FI (4件):
A61B 6/03 375 ,  A61B 6/03 330 B ,  A61B 6/03 331 ,  A61B 6/03 370 B
Fターム (7件):
4C093AA22 ,  4C093AA24 ,  4C093CA39 ,  4C093FA14 ,  4C093FA47 ,  4C093FC25 ,  4C093FF28
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る