特許
J-GLOBAL ID:200903046403229054
圧縮伸長システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-350144
公開番号(公開出願番号):特開平10-190601
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 映像信号を符号化する符号化器の入力側と、圧縮映像信号を復号化する復号化器の出力側に設けられたフレームメモリの書き込み速度と読み出し速度が異なることにより、遅延差が変化し、音声と映像の遅延量が変化してしまう。【解決手段】 差分検出器4はSG2よりの書き込みアドレスと、SG6よりの読み出しアドレスとの差分を検出する。SG7は音声データをメモリ10に書き込ませた後、検出差分値に応じた遅延量に、固定遅延値発生器11よりの映像と音声の符号化による固定遅延差を補正するための固定遅延値を加算した遅延量だけ書き込み制御信号に対して遅延した読み出し制御信号を発生してメモリ10に供給して記憶音声データを読み出させる。これにより、メモリ10からは、符号化による映像と音声との遅延差だけでなく、フレームメモリ3による映像と音声の遅延差が補正されたタイミングで音声データが読み出される。
請求項(抜粋):
映像信号と音声信号を別々の符号化器により圧縮符号化を行って得られた圧縮映像データと圧縮音声データとを時分割多重して伝送する圧縮装置と、入力された時分割多重信号から前記圧縮映像データと圧縮音声データとを分離して、それぞれ別々の復号化器により伸長復号して復号映像データと復号音声データとを生成した後、アナログ信号に変換して元の映像信号と音声信号を出力する伸長装置とからなる圧縮伸長システムにおいて、前記映像信号を映像データに変換してから格納する第1のメモリ手段と、前記映像信号に同期した書き込み制御信号を発生して前記第1のメモリ手段に供給する第1の制御信号発生回路と、前記第1のメモリ手段に格納されている前記映像データを読み出すための読み出し制御信号を発生する第2の制御信号発生回路と、前記第1のメモリ手段から読み出された前記映像データを圧縮符号化して前記圧縮映像データを出力する第1の符号化器と、前記音声信号を音声データに変換してから格納する第2のメモリ手段と、前記第1及び第2の制御信号発生回路からの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差分を検出する第1の差分検出器と、前記第2のメモリ手段から読み出された前記音声データを圧縮符号化して前記圧縮音声データを出力する第2の符号化器と、前記第1及び第2の符号化器による固定遅延差を補正するための固定遅延値を発生する第1の発生器と、書き込み時よりも前記固定遅延値と前記第1の差分検出器からの差分値とを加算した遅延量だけ遅延して前記第2のメモリ手段の記憶音声データを読み出すように、前記第2のメモリ手段を制御する第3の制御信号発生回路と、前記第1及び第2の符号化器の出力圧縮映像データ及び圧縮音声データを時分割多重して出力する時分割多重手段とにより前記圧縮装置を構成したことを特徴とする圧縮伸長システム。
IPC (3件):
H04J 3/00
, H04B 14/04
, H04N 7/24
FI (3件):
H04J 3/00 M
, H04B 14/04 C
, H04N 7/13 Z
引用特許:
審査官引用 (8件)
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特開平4-257184
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特開平4-082433
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画像符号化および復号化装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-161962
出願人:日本電気エンジニアリング株式会社, 日本電気株式会社
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特開昭58-075315
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特開平3-284084
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伝送装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-130750
出願人:ソニー株式会社
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伝送システム及び伝送方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-127351
出願人:ソニーエレクトロニクスインク
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映像/音声信号圧縮方法およびその装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-263352
出願人:日本ビクター株式会社
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