特許
J-GLOBAL ID:200903046419702612

形材の3次元曲げ加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-248678
公開番号(公開出願番号):特開平11-077173
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【目的】 Al押出し形材の押し通し曲げのスプリングバック量を高精度かつ容易に予測し、2次元或は3次元の複雑な曲げ加工を高精度かつ効率的に行う。【構成】 目的曲げ形状の3次元立体座標値から押し込み量及び任意の位置の曲率を算出し、この理論曲げ半径(R0 )と実際に曲げられた半径(Ra )との比(Ra /R0 )で表される補正係数(S)を次式で算出し、上記押し込み量に応じた可動金型の動作量を補正する。S=α1 ×{1/(1-n)}×σ0.2b但し、b=α2 ×Ra c 、c=α3 ×(Z0.132 /A0.1 )、α1 :係数(0.5〜0.6)、α2 :係数(0.05〜0.10)、α3 :係数(0.1〜0.2)、σ0.2 :0.2%耐力、n:加工硬化指数、A:形材断面積、Z:断面係数の平均値
請求項(抜粋):
固定金型及び可動金型を使用した押し通し曲げにより形材を立体的な3次元形状に曲げ加工する方法において、目的曲げ形状に対してその3次元直交座標系における座標値を把握して、形材の任意位置での曲率半径と曲げ方向を算出すると共に、加工開始位置より該任意位置までの立体的な3次元形状に沿う長さを算出し、固定金型と可動金型の位置関係から求められる理論曲げ半径(R0 )と実際に得られた曲げ半径(Ra )との比(Ra /R0 )で表されるスプリングバック補正係数(S)を、予め予備実験により、引張り試験における0.2%耐力σ0.2 、加工硬化指数n、形材の断面積A及び形材断面における引張り側と圧縮側の断面係数の平均値Zを関数とする関係式として求めて、押し込み量が該3次元形状に沿う長さの時点において、可動金型の動作量を上記算出された曲率半径と曲げ方向及びこの関係式により算出された補正係数に基づいて決定し、形材の曲げ開始位置より曲げ完了位置まで、連続して曲げ加工を行うことを特徴とする形材の曲げ加工方法。
IPC (2件):
B21D 9/05 ,  B21D 7/06
FI (3件):
B21D 9/05 ,  B21D 7/06 M ,  B21D 7/06 R
引用特許:
出願人引用 (4件)
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