特許
J-GLOBAL ID:200903046904782292
撓み噛み合い式歯車装置のトルク検出機構
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173420
公開番号(公開出願番号):特開平9-184777
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 撓み噛み合い式歯車装置のトルク検出を精度良く検出可能なトルク検出機構を提案すること。【解決手段】 撓み噛み合い式歯車装置1のカップ状可撓性外歯歯車3は、波動発生器4によって楕円状に撓められる。この外歯歯車3の例えばダイヤフラム33の部分には、中心軸線1aの回りに、90度の角度間隔で配置された一対のトルク検出素子を備えた第1のトルク検出器6が配置されている。同様に90度の角度間隔で配置した一対のトルク検出素子を備えた第2のトルク検出器7が配置されている。第1、第2のトルク検出器6、7は、中心軸線1aを中心として(k×45度)の角度間隔(kは奇数)となるように配置されている。これらの2組のトルク検出器6、7の出力を合成すれば、直線性が良く、しかも、回転リップルの影響が極めて少ない高精度のトルク検出を行なうことができる。
請求項(抜粋):
環状の剛性内歯歯車と、この内側に配置されて前記剛性内歯歯車の内歯に噛み合い可能な外歯が外周面に形成されている環状の可撓性外歯歯車と、この可撓性外歯歯車の内側にはめ込まれて当該可撓性外歯歯車を半径方向に撓めて前記外歯を前記内歯に対して直径方向の2か所で噛み合わせた状態に保持すると共に当該噛み合わせ位置を円周方向に移動させる波動発生器とを有する撓み噛み合い式歯車装置において、前記可撓性外歯歯車の前記外歯が形成されている以外の外面および内面のうちの少なくとも一方の面に対して、当該可撓性外歯歯車の中心軸線の回りに90度の角度間隔に配置された一対のトルク検出素子を備えた第1のトルク検出手段と、同じく当該可撓性外歯歯車の中心軸線の回りに90度の角度間隔に配置された一対のトルク検出素子を備えた第2のトルク検出手段とを有し、前記第2のトルク検出手段は、前記第1のトルク検出手段に対して前記中心軸線の回りに(k×45°)(kは奇数)の角度だけ回転した位置に配置されており、これら第1および第2のトルク検出手段の検出出力を合成することにより得られる合成出力に基づき前記撓み噛み合い式歯車装置の伝達トルクを検出することを特徴とする撓み噛み合い式歯車装置のトルク検出機構。
IPC (2件):
FI (2件):
G01L 3/14 G
, F16H 1/32 B
引用特許:
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