特許
J-GLOBAL ID:200903047185164138

アクリル酸ブチルの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-550316
公開番号(公開出願番号):特表2002-507194
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】例えば、ブタノールとアクリル酸との反応からの粗製アクリル酸ブチルの流れをスプリッター蒸留塔を使用して精製してアクリル酸ブチル及び重質分を含有する塔底留分とジブチルエーテル、酢酸ブチル、ブタノール及びアクリル酸ブチルを含有するオーバーヘッド留分を生成させる。次いで、塔底留分を例えば蒸留による分離に付して塔底留分から重質分を分離し、アクリル酸ブチルを回収する。アクリル酸ブチルの製造方法も開示するが、この方法は上記の精製工程のみならず、スプリッター蒸留塔からオーバーヘッド留分を引き出し、このオーバーヘッド留分を蒸留してブタノール及びアクリル酸ブチルを含有する塔底流れを回収し(その少なくとも一部はアクリル酸との反応のために再循環させてアクリル酸ブチルを製造することができよう)、分離された重質分を回収する(その少なくとも一部はアクリル酸ブチルの製造のために反応帯域に再循環できよう)工程も包含する。少なくとも99.8重量%のアクリル酸ブチルを含み、せいぜい約200ppmのブチルエーテル及びせいぜい約200ppmの酢酸ブチルを含有する少なくとも1万ポンド(常衡)量のアクリル酸ブチル製品が製造できる。
請求項(抜粋):
アクリル酸ブチル、ジブチルエーテル、酢酸ブチル、重質分及びブタノールを含むアクリル酸ブチル含有流れを精製するにあたり、 a.該流れをスプリッター蒸留塔に導入して、ジブチルエーテル、酢酸ブチル、アクリル酸ブチル及びブタノールを含むオーバーヘッド留分とアクリル酸ブチル及び重質分を含む塔底留分とを生成させ、 b.スプリッター蒸留塔から塔底留分を引き出し、 c.該塔底留分から重質分を分離する工程を含む、アクリル酸ブチル含有流れの精製方法。
IPC (3件):
C07C 67/54 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/54
FI (3件):
C07C 67/54 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/54 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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