特許

J-GLOBAL ID：200903047534068060

血中コレステロール低減作用を有する新規乳酸菌

発明者： 東 幸雅 ,  松村 敦 ,  米田 幸生 ,  山田 敏広
出願人/特許権者： 日清食品株式会社
代理人 (3件)： 三枝 英二 ,  掛樋 悠路 ,  田中 順也
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-012787
公開番号（公開出願番号）：特開2007-189973
出願日： 2006年01月20日
公開日（公表日）： 2007年08月02日
要約：

【課題】本発明の目的は、死菌の状態において、コレステロール吸着能及び胆汁酸吸着能が高く、優れた血中コレステロール低減作用を発揮できる乳酸菌を提供することである。【解決手段】ラクトバチルス ファーメンタム(Lactobacillus fermentum)、ラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)、及びラクトバチルス パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)の何れかに属する乳酸菌の内、死菌の乾燥菌体重量1mg当たり、60容量%エタノール溶液において1.2μg以上のコレステロール吸着量を示し、且つリン酸緩衝液(pH6.8)において33nmol以上の胆汁酸吸着量を示す乳酸菌を採用する。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

ラクトバチルス ファーメンタム(Lactobacillus fermentum)、ラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)、及びラクトバチルス パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)の何れかに属し、死菌の乾燥菌体重量1mg当たり、60容量%エタノール溶液において1.2μg以上のコレステロール吸着量を示し、且つリン酸緩衝液(pH6.8)において33nmol以上の胆汁酸吸着量を示すことを特徴とする、乳酸菌。

IPC (6件)：

C12N 1/20 ,  A23L 1/30 ,  A23C 9/123 ,  A61K 35/74 ,  A61P 3/06 ,  A61P 9/10

FI (7件)：

C12N1/20 A ,  A23L1/30 Z ,  A23C9/123 ,  A61K35/74 A ,  A61P3/06 ,  A61P9/10 ,  A61P9/10 101

Fターム (20件)：

4B001AC31 ,  4B001BC14 ,  4B001EC05 ,  4B018MD86 ,  4B018ME04 ,  4B065AA01X ,  4B065AC20 ,  4B065BA22 ,  4B065BB24 ,  4B065BD13 ,  4B065CA42 ,  4B065CA44 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BC56 ,  4C087MA52 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA36 ,  4C087ZA45 ,  4C087ZC33

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 単身生活者安否確認支援装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-207033   出願人：有限会社セルフセキュリティ
• 生体内のコレステロールを低減させる乳酸菌の選抜方法、選抜された乳酸菌、及びその利用
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-381320   出願人：明治乳業株式会社

審査官引用 (2件)

• ラクトバシラスパラカゼイ種の亜種パラカゼイの細菌の菌株、食品に用いるためのその組成物、および前記菌株を含有する製品
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2000-524406   出願人：アーラフーズアーエムベーアー
• 胆汁酸を結合する、加熱殺菌処理された乳酸菌菌体およびその乳酸菌菌体を含有する食品素材・食品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-032852   出願人：株式会社タカキベーカリー

引用文献：

審査官引用 (4件)

• Applied and Environmental Microbiology(2002),Vol.68,No.9,p.4689-4693
• Applied and Environmental Microbiology(2003),Vol.69,No.8,p.4743-4752
• 日本生物工学会大会講演要旨集(2005),p.170
• J Biomed Biotechnol.(2004),Vol.2004,No.1,p.61-69