特許
J-GLOBAL ID:200903047640751586

排熱回収システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-097833
公開番号(公開出願番号):特開平11-350920
出願日: 1999年04月05日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 低温排熱源および高温排熱源のいずれからの排熱をも効率良く回収するとともに蒸気タービン出力を大きくする。【解決手段】 ガスエンジン1からの高温排気ガスを高温蒸気発生装置5と、アンモニア-水系混合流体の蒸気を発生する低温蒸気発生装置6とに順に流し、高温蒸気発生装置5で発生した水蒸気により高温側蒸気タービン9を駆動し、低温蒸気発生装置6で発生した蒸気により低温側蒸気タービン16を駆動し、ガスエンジン1からの排熱を電力や動力をとして回収する。また、エンジン冷却後の冷却水を再生器14に供給するとともに、低温側蒸気タービン16を経た蒸気を吸収器17に供給し、アンモニア-水系混合流体を加熱して蒸気を発生させ、その蒸気を吸収式冷凍機の熱源に利用して冷水を得る。
請求項(抜粋):
150°Cよりも低い温度の排熱を発生する低温排熱源と、150°Cよりも高い温度の排熱を発生する高温排熱源とを設け、前記高温排熱源からの排熱を取り出す高温排熱配管(4) に、水蒸気を発生する高温蒸気発生装置(5) と、水の沸点よりも低く、かつ、前記低温排熱源からの排熱によって蒸発可能な2成分系混合流体の蒸気を発生する低温蒸気発生装置(6)とをその順に直列接続し、前記高温蒸気発生装置(5) に第1の循環配管(8) を接続するとともに、前記第1の循環配管(8) に、前記高温蒸気発生装置(5) で発生した水蒸気によって駆動する高温側蒸気タービン(9) と、前記高温側蒸気タービン(9) を経た後の水蒸気を水に戻す復水器(10)とをその順に直列接続し、前記低温排熱源からの排熱を熱源とするように前記低温排熱源に第2の循環配管(13)を介して再生器(14)を接続し、前記再生器(14)に吸収器(17)と凝縮器(21)と蒸発器(22)とを接続して吸収式冷凍機を構成し、前記低温蒸気発生装置(6) に第3の循環配管(15)を接続するとともに、前記第3の循環配管(15)に、前記低温蒸気発生装置(6) で発生した低温蒸気によって駆動する低温側蒸気タービン(16)と、前記吸収器(17)とをその順に直列接続したことを特徴とする排熱回収システム。
IPC (6件):
F01K 23/02 ,  F01K 25/10 ,  F01N 5/02 ,  F02G 5/04 ,  F25B 15/00 301 ,  F25B 27/02
FI (7件):
F01K 23/02 P ,  F01K 25/10 D ,  F01N 5/02 N ,  F01N 5/02 F ,  F02G 5/04 G ,  F25B 15/00 301 E ,  F25B 27/02 K
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 排熱回収システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-074416   出願人:大阪瓦斯株式会社
  • 特開昭63-255502
  • 排熱回収システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-305582   出願人:大阪瓦斯株式会社
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