特許
J-GLOBAL ID:200903047731450716

偏波合成開口レーダ較正方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 譲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-364037
公開番号(公開出願番号):特開2005-127874
出願日: 2003年10月24日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】 3面リフレクタ情報について振幅情報のみを使用して、自然地形データを利用して較正パラメータを算出することを目的としている。【解決手段】 3面リフレクタと自然地形を含んだ偏波合成開口レーダ画像と、3面リフレクタと自然地形が含まれる領域を示す座標などの指示データを用意する。画像データ取得処理部は、画像データから3面リフレクタと自然地形を含む領域の各ピクセルの散乱マトリクスを取り出して、較正パラメータ算出処理部に出力する。この散乱マトリクスから、較正に必要なパラメータを算出する。3面リフレクタからは、HH偏波とVV偏波の振幅比|f1f2|を求める。また、自然地形からは、クロストーク比u=δ2,w=δ1/f1、z=δ3、v=δ4/f2、送受信のインバランス比α=f1/f2、HH偏波とVV偏波の位相差Arg(f1f2)を求める。以上から、較正に必要なパラメータf1, f2,δ1,δ2, δ3,δ4が求まる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
水平偏波用アンテナと垂直偏波用アンテナとを備えて、水平偏波と垂直偏波とを送信する一方、垂直偏波成分と水平偏波成分を含む対象物からの散乱波を受信して、観測した散乱マトリクスデータに含まれる水平偏波で送受信したHH偏波信号と垂直偏波で送受信したVV偏波信号間のインバランス(f1,f2)及び受信、送信における水平及び垂直偏波間のクロストーク(δ1,δ2, δ3,δ4)を補正することにより、偏波間の振幅と位相に関する誤差を除去する較正を行う偏波合成開口レーダ較正方法において、 散乱マトリクスの要素SHHとSVVの比f1f2=SVV/SHH=(|SVV|/|SVV|)exp{jArg(S*HHSVV)}を得るために、その位相Arg(f1f2)を、自然地形の散乱マトリクスの各要素SHHとSVVについてその一方の複素共役と他方の積S*HHSVV(*:複素共役)の位相から求めることから成る偏波合成開口レーダ較正方法。
IPC (2件):
G01S13/90 ,  G01S7/40
FI (2件):
G01S13/90 ,  G01S7/40 C
Fターム (13件):
5J070AB01 ,  5J070AC01 ,  5J070AC02 ,  5J070AC11 ,  5J070AD05 ,  5J070AD15 ,  5J070AD17 ,  5J070AE07 ,  5J070AF06 ,  5J070AF08 ,  5J070AH19 ,  5J070AK22 ,  5J070BE02
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る