特許
J-GLOBAL ID:200903047842128856
内燃機関用スパークプラグ及びスパークプラグの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 光男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-161565
公開番号(公開出願番号):特開2009-054572
出願日: 2008年06月20日
公開日(公表日): 2009年03月12日
要約:
【課題】熱応力の差異に起因する貴金属チップの剥離を抑制し、ひいてはスパークプラグの長寿命化を図る。【解決手段】スパークプラグ1は接地電極27を備え、接地電極27の先端部には、貴金属チップ32が接合される。接地電極27及び貴金属チップ32は、金属材料及び貴金属材料が溶融して形成された溶融部34によって接合される。溶融部34は、接地電極27基端側に形成される基端側溶融部Aと、接地電極27先端側に形成される先端側溶融部Bとを備える。接地電極32の長手方向に沿うとともに、貴金属チップ32の中心軸Yを含む断面の溶融部34をみたとき、基端側溶融部Aの断面積と先端側溶融部Bの断面積との合計断面積が4.0mm2以上とされるとともに、先端側溶融部Bの断面積が基端側溶融部Aの断面積の1.1〜1.3倍とされる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
軸線方向に貫通する軸孔を有する筒状の絶縁体と、
前記軸孔に挿設された中心電極と、
前記絶縁体の外周に設けられた筒状の主体金具と、
自身の先端側の一側面に貴金属を主成分とする貴金属チップの基端が接合され、当該貴金属チップの先端面が前記中心電極の先端面と対向するよう前記主体金具の先端部に設けられる接地電極と、
を備えた内燃機関用スパークプラグであって、
前記貴金属チップは、自身と前記接地電極とが溶け込みあった溶融部が自身の周囲に形成されることにより接合され、
前記接地電極の長手方向に沿うとともに前記貴金属チップの中心軸を含む断面の前記溶融部をみたときに、
前記接地電極の基端側に位置する基端側溶融部Aの断面積と前記接地電極の先端側に位置する先端側溶融部Bの断面積との合計断面積を4mm2以上とするとともに、前記先端側溶融部Bの断面積を前記基端側溶融部Aの断面積の1.1倍〜1.3倍としたことを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
5G059AA03
, 5G059AA04
, 5G059CC02
, 5G059EE11
, 5G059EE19
引用特許: