特許
J-GLOBAL ID:200903047866442470

内燃機関のノック制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-090993
公開番号(公開出願番号):特開2003-286932
出願日: 2002年03月28日
公開日(公表日): 2003年10月10日
要約:
【要約】【課題】 イオン電流量の変動を正確に検知して、イオン電流量の変化に対応する内燃機関のノック制御装置を得る。【解決手段】 イオン電流検出回路5の出力に基づいてイオン電流強度を判定するイオン電流強度学習手段14によって判定されたイオン電流強度に基づいて、比較基準値設定手段15の比較基準値と制御パラメータ補正要求量設定手段17の制御パラメータ補正量の少なくとも一つを補正することで、燃料に添加剤を混入した場合や非標準の点火プラグを装着した場合においても、イオン電流強度の変動によりノック信号の振幅が変化しても、イオン電流量の変動を高精度で判定し、イオン電流強度に応じた比較基準値の補正、または、制御パラメータの補正を行うようにしたので、ノック誤判定に基づく誤制御を防止して、良好なノック検出状態およびノック制御状態を確保することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室内において点火直後に発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、前記イオン電流からノック信号を抽出するノック検出手段と、抽出された前記ノック信号に基づいて、前記内燃機関のノック状態を判定するノック判定手段とを備えた内燃機関のノック制御装置であって、前記ノック判定手段は、前記ノック検出手段から出力される前記ノック信号をフィルタ処理したフィルタ値と比較して、ノック発生か否かを判定するための比較基準値を設定する比較基準値設定手段を含み、前記内燃機関のノック制御装置は、前記比較基準値設定手段によって設定された前記比較基準値と前記ノック検出手段から出力される前記ノック信号とに基づいて、各気筒の点火時期を遅角するための遅角補正量を少なくとも含む制御パラメータを補正するための制御パラメータ補正要求量を設定する制御パラメータ補正要求量設定手段と、設定された前記制御パラメータ補正要求量に基づいて、点火装置の点火時期を制御するための制御パラメータを補正する制御パラメータ補正手段と、前記イオン電流検出手段の出力値に基づいて、前記イオン電流のイオン電流強度を判定するイオン電流強度判定手段と、前記イオン電流強度判定手段によって判定されたイオン電流強度に基づいて、前記比較基準値および前記制御パラメータ補正要求量の少なくともいずれか1つを補正する補正手段とをさらに備えていることを特徴とする内燃機関のノック制御装置。
IPC (6件):
F02P 5/152 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 45/00 368 ,  F02P 5/153 ,  F02P 17/12 ,  G01M 15/00
FI (6件):
F02D 45/00 358 C ,  F02D 45/00 368 C ,  G01M 15/00 A ,  F02P 5/15 D ,  F02P 17/00 R ,  F02P 17/00 F
Fターム (47件):
2G087AA00 ,  2G087BB12 ,  2G087BB14 ,  2G087CC01 ,  2G087CC05 ,  2G087CC35 ,  2G087CC38 ,  2G087DD01 ,  2G087DD03 ,  2G087DD13 ,  2G087EE21 ,  2G087FF06 ,  2G087FF07 ,  2G087FF12 ,  2G087FF18 ,  2G087FF22 ,  2G087FF23 ,  3G019CC14 ,  3G019CC15 ,  3G019CD01 ,  3G019DB02 ,  3G019DB07 ,  3G019DB16 ,  3G019DC07 ,  3G019GA01 ,  3G019GA05 ,  3G019GA14 ,  3G019GA16 ,  3G019LA13 ,  3G022BA01 ,  3G022DA02 ,  3G022EA02 ,  3G022GA05 ,  3G022GA13 ,  3G022GA16 ,  3G084BA17 ,  3G084EA01 ,  3G084EA08 ,  3G084EA11 ,  3G084EB08 ,  3G084EB24 ,  3G084EB25 ,  3G084FA18 ,  3G084FA24 ,  3G084FA25 ,  3G084FA33 ,  3G084FA38
引用特許:
審査官引用 (4件)
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