特許
J-GLOBAL ID:200903047963604337
蓄圧式エンジンの燃料噴射制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-209183
公開番号(公開出願番号):特開平11-050881
出願日: 1997年08月04日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】エンジンの始動に際し、蓄圧配管内の燃料圧力が高すぎることによって大きな燃焼音の発生が発生してしまうのを抑制する。【解決手段】ディーゼルエンジン1のインジェクタ2は各気筒共通のコモンレール4に接続され、コモンレール4は供給配管5を介してサプライポンプ6に接続されている。サプライポンプ6の吐出ポート6a近傍には、吐出される燃料の圧力を制御する圧力制御弁10が設けられている。エンジン1始動時の気筒判別前段階においては、電子制御装置(ECU)51により、原則として圧送制御弁10の始動時制御が実行される。このような気筒判別前段階においても、ECUはメインルーチンにおいて、目標燃圧の算出及び燃圧の検出を行う。そして燃圧が目標燃圧を超えた場合には、気筒判別前段階であっても圧力制御弁10をオフ制御する。このため、燃圧が高くなりすぎてしまうことがない。
請求項(抜粋):
サプライポンプから高圧燃料が供給され、該高圧燃料を蓄圧する蓄圧配管と、前記蓄圧配管に接続され、エンジンの気筒に燃料を噴射するための燃料噴射手段と、前記エンジンの状態を検出するための状態検出手段と、前記状態検出手段の検出結果に基づき、前記燃料噴射手段を制御して、前記蓄圧配管内の燃料を、判別された気筒に噴射する噴射制御手段と、前記サプライポンプから前記蓄圧配管に供給される燃料圧力を調整するための圧力調整手段と、少なくとも前記エンジンの始動時の気筒判別前段階においては、前記蓄圧配管に供給される燃料圧力を高めるべく前記圧力調整手段を制御して前記蓄圧配管への燃料の圧送を制御する圧送制御手段とを備えた蓄圧式エンジンの燃料噴射制御装置であって、前記蓄圧配管内の燃料圧力を検出する燃圧検出手段と、前記状態検出手段の検出結果に基づき、目標燃圧を算出する目標燃圧算出手段と、少なくとも前記エンジンの始動時の気筒判別前段階において、前記燃圧検出手段により検出された実際の燃料圧力が前記目標燃圧算出手段により算出された目標燃圧以上となったとき、前記圧送制御手段による圧送制御を中止する圧送制御中止手段とを設けたことを特徴とする蓄圧式エンジンの燃料噴射制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/06 395
, F02D 41/38
, F02M 37/00
, F02M 47/02
, F02M 59/20
FI (5件):
F02D 41/06 395
, F02D 41/38 A
, F02M 37/00 Q
, F02M 47/02
, F02M 59/20 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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内燃機関の燃料噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-003411
出願人:日本電装株式会社
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特開平2-146256
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内燃機関の燃料噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-029511
出願人:トヨタ自動車株式会社
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