特許
J-GLOBAL ID:200903048238780029

青果物の鮮度保持用包材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市之瀬 宮夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-095981
公開番号(公開出願番号):特開平9-252718
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 実際に青果物を包装しているときの包材の酸素透過度が、その青果物の鮮度保持に適した酸素透過度になり、しかも、少なくとも最内層が防曇性を有する微細孔包材からなる青果物の鮮度保持用包材を提供する。【解決手段】 本発明の青果物の鮮度保持用包材は、外層の基材フィルム2と内層の防曇剤の添加された熱融着性樹脂フィルム3との積層フィルム1に、孔径が数μm〜数十μmの微細な貫通孔4あるいは未貫通孔5を無数に形成することにより、実際に青果物を包装したときの包材の酸素透過度がその青果物の鮮度保持に適した酸素透過度になるように加工された包材である。そして、この積層フィルム1に微細な孔を形成させる加工は、加工直後の包材の酸素透過度が、包装する青果物の鮮度保持に必要とされる酸素透過度の5〜10倍の範囲内になるように加工される。
請求項(抜粋):
少なくとも最内層が熱融着性樹脂層からなる多層フィルムに、孔径が数μm〜数十μmの微細な貫通あるいは未貫通の孔を無数に形成することにより、その多層フィルムの酸素透過度を制御する青果物の鮮度保持用包材において、少なくとも前記熱融着性樹脂層が防曇性を有し、かつ、その多層フィルムの孔を形成した直後の酸素透過度が、包装する青果物の鮮度保持に必要とされる酸素透過度3,000〜30,000cc/m2・day・atmの5〜10倍の範囲内になるように多層フィルムに孔を形成したことを特徴とする青果物の鮮度保持用包材。
IPC (8件):
A23B 7/148 ,  A23B 7/00 101 ,  B32B 3/10 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/18 ,  B32B 27/32 ,  B65D 65/40 ,  B65D 81/26
FI (8件):
A23B 7/148 ,  A23B 7/00 101 ,  B32B 3/10 ,  B32B 27/00 H ,  B32B 27/18 C ,  B32B 27/32 Z ,  B65D 65/40 ,  B65D 81/26 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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