特許
J-GLOBAL ID:200903048888256952
多層シーラントフィルム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 渡邊 隆
, 村山 靖彦
, 実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-520763
公開番号(公開出願番号):特表2009-543718
出願日: 2007年07月11日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
a)ポリマー性ベース層を含む基材と、
b)前記基材上の、PLAポリマーを含むヒートシール層と
を含む多層フィルムであって、
前記ヒートシール層が、その中に分散された接着促進剤をさらに含むか、あるいは、前記基材が、前記ポリマー性ベース層と前記ヒートシール層との間にあり且つ隣接している前記ポリマー性ベース層の表面上の層内に接着促進剤をさらに含む、
多層フィルム。
前記ポリマー性ベース層が、ポリエチレンテレフタレートを含む、請求項1に記載の多層フィルム。
前記基材が前記接着促進剤の層を含み、前記接着促進剤の層がコポリエステルを含む、請求項1に記載の多層フィルム。
前記接着促進剤が、コポリエステルであり且つ前記ヒートシール層内に分散されている、請求項1に記載の多層フィルム。
コポリエステルの量が、前記コポリエステルおよび前記PLAポリマーの合計重量の10重量%〜90重量%の範囲である、請求項4に記載の多層フィルム。
前記ヒートシール層が、それぞれ異なる組成物からのポリマー性分散相とポリマー性連続相とを含み、前記接着促進剤が、前記相の一方の50重量%を超えて占め、かつ、前記PLAポリマーが、前記相の他方の相の50重量%を超えて占める、請求項4に記載の多層フィルム。
前記ヒートシール層が、0.5〜20ミクロンの範囲の厚さである、請求項1に記載の多層フィルム。
前記ヒートシール層が、2.0〜10ミクロンの範囲の厚さである、請求項1に記載の多層フィルム。
前記ポリエステル層が、二軸配向ポリエチレンテレフタートを含む、請求項1に記載の多層フィルム。
前記PLAポリマーが、PLAホモポリマーまたはPLAコポリマーである、請求項1に記載の多層フィルム。
前記PLAポリマーが、最高で50%まで結晶性である、請求項1に記載の多層フィルム。
前記PLAポリマーがアモルファスである、請求項1に記載の多層フィルム。
前記ヒートシール層内に分散された防曇剤、またはヒートシール層の基材とは反対側の表面上の防曇剤をさらに含む、請求項1に記載の多層フィルム。
開口部を有するうつわを含む密閉容器であって、前記開口部が、請求項1に記載の多層フィルムを用いて、フィルムのヒートシール層を有する側でシールされている、密封容器。
前記うつわが、ポリ乳酸ホモポリマーまたはポリ乳酸コポリマーから形成されている、請求項14に記載の密封容器。
多層フィルムの製造方法であって、
a)コーティング液を、ポリマー性ベース層を含む基材に適用する工程であって、
前記コーティング液が溶媒およびPLAポリマーを含み、
前記コーティング液が、接着促進剤をさらに含むか、あるいは前記基材が、前記コーティング液を受容するための前記ポリマー性ベース層の表面上の層内に、接着促進剤をさらに含むかのいずれかである、工程と、
b)溶媒を除去して、前記PLAポリマーを含むヒートシール層を形成させる工程と
を含む、方法。
前記基材が、前記接着促進剤を、前記ポリマー性ベース層の表面上の層内に含み、前記コーティング液を適用する工程が、前記接着促進剤を有する前記表面に前記コーティング液を適用する工程を含む、請求項16に記載の方法。
前記接着促進剤がコポリエステルを含む、請求項17に記載の方法。
前記ポリマー性ベース層が、ポリエチレンテレフタレート層を含む、請求項16に記載の方法。
前記ポリマー性ベース層が、二軸配向ポリエチレンテレフタート層を含む、請求項19に記載の方法。
前記コーティング液が前記接着促進剤を含む、請求項16に記載の方法。
前記接着促進剤がコポリエステルを含む、請求項21に記載の方法。
前記ヒートシール層が、0.5〜20ミクロンの範囲の厚さである、請求項16に記載の方法。
前記ヒートシール層が、2.0〜10ミクロンの範囲の厚さである、請求項16に記載の方法。
前記コポリエステルがヒートシール可能なコポリエステルである、請求項18に記載の方法。
前記PLAポリマーが、最高で50%まで結晶性である、請求項16に記載の方法。
前記PLAポリマーがアモルファスである、請求項16に記載の方法。
前記PLAポリマーが、PLAホモポリマーまたはPLAコポリマーである、請求項16に記載の方法。
前記コーティング液が防曇剤をさらに含む、請求項16に記載の方法。
工程b)の後に、防曇剤を前記ヒートシール層に適用する工程c)をさらに含む、請求項16に記載の方法。
請求項16に記載の方法によって製造された多層フィルム。
PLAポリマー、コポリエステル、および溶媒を含む、コーティング組成物。
コポリエステルの量が、前記コポリエステルおよび前記PLAポリマーの合計重量の10重量%〜90重量%の範囲である、請求項32に記載のコーティング組成物。
請求項(抜粋):
a)ポリマー性ベース層を含む基材と、
b)前記基材上の、PLAポリマーを含むヒートシール層と
を含む多層フィルムであって、
前記ヒートシール層が、その中に分散された接着促進剤をさらに含むか、あるいは、前記基材が、前記ポリマー性ベース層と前記ヒートシール層との間にあり且つ隣接している前記ポリマー性ベース層の表面上の層内に接着促進剤をさらに含む、
多層フィルム。
IPC (5件):
B32B 27/36
, B65D 65/40
, B65D 65/46
, B65D 1/00
, B65D 53/04
FI (6件):
B32B27/36
, B65D65/40 D
, B65D65/46
, B65D1/00 C
, B65D1/00 B
, B65D53/04 A
Fターム (38件):
3E033BB08
, 3E084AA37
, 3E084BA01
, 3E084BA09
, 3E084CC08
, 3E084FD13
, 3E084GA08
, 3E084GB12
, 3E086AB01
, 3E086AB02
, 3E086AD05
, 3E086AD24
, 3E086BA04
, 3E086BA15
, 3E086BA24
, 3E086BA33
, 3E086BB51
, 3E086BB52
, 3E086BB90
, 3E086CA01
, 4F100AK01A
, 4F100AK41B
, 4F100AK41C
, 4F100AK41J
, 4F100AK42A
, 4F100AK62B
, 4F100CA10B
, 4F100CA10C
, 4F100EH46B
, 4F100EH46C
, 4F100EH462
, 4F100EJ38A
, 4F100EJ862
, 4F100GB16
, 4F100JA11B
, 4F100JA12B
, 4F100JL12B
, 4F100YY00B
引用特許:
前のページに戻る