特許
J-GLOBAL ID:200903049018551920

カチオン性直接染料と増粘ポリマ-を含有するケラチン繊維の染色用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 園田 吉隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-196817
公開番号(公開出願番号):特開2000-063246
出願日: 1999年07月09日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 均一な染色性と、優れた耐性を有する染色用組成物を提供する。【解決手段】 染色に適した媒体中に、少なくとも1種の所定の化学式のカチオン性直接染料を含有してなるケラチン繊維の染色用組成物において、少なくとも1つの糖単位を有する少なくとも1種の増粘ポリマーを含有せしめ、これをケラチン繊維に塗布する。
請求項(抜粋):
染色に適した媒体中に:(i) a)次の式(I):【化1】{上式(I)中、Dは、窒素原子又は-CH基を表し、R1及びR2は、同一でも異なっていてもよく、水素原子;一又は複数のC1-C4アルキル基で置換されていてもよく、窒素又は酸素を含有していてもよい複素環を、ベンゼン環の炭素原子と共に形成するか、もしくは-CN、-OH又は-NH2基で置換され得るC1-C4アルキル基;4'-アミノフェニル基を表し、R3及びR'3は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原子、シアノ基、又はC1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ又はアセチルオキシ基を表し、X-は、好ましくは塩化物、メチルスルファート及びアセタートから選択されるアニオンを表し、Aは、次の式で示される構造A1ないしA19:【化2】【化3】【化4】【化5】[上式中、R4はヒドロキシル基で置換され得るC1-C4アルキル基を表し、R5はC1-C4アルコキシ基を表す]から選択される基を表し、Dが-CHを表し、AがA4又はA13を表し、R3がアルコキシ基以外のものである場合、R1及びR2は、同時に水素原子ではない}の化合物;b)次の式(II):【化6】{上式(II)中、R6は、水素原子又はC1-C4アルキル基を表し、R7は、C1-C4アルキル基で置換されていてもよく、窒素及び/又は酸素を含有していてもよい複素環を、R6と共に形成するか、もしくは4'-アミノフェニル基、アミノ基又は-CN基で置換され得るアルキル基、又は水素原子を表し、R8及びR9は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、臭素、塩素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲン原子、C1-C4アルキル又はC1-C4アルコキシ基又は-CN基を表し、X-は、好ましくは塩化物、メチルスルファート及びアセタートから選択されるアニオンを表し、Bは、次の式で示される構造B1ないしB6:【化7】【化8】[上式中、R10はC1-C4アルキル基を表し、R11及びR12は、同一でも異なっていてもよく、水素原子又はC1-C4アルキル基を表す]から選択される基を表す}の化合物;c)次の式(III)及び(III'):【化9】{上式(III)及び(III')中、R13は、水素原子、C1-C4アルコキシ基、臭素、塩素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲン原子、又はアミノ基を表し、R14は、一又は複数のC1-C4アルキル基で置換されていてもよく、及び/又は酸素を含有していてもよい複素環を、ベンゼン環の炭素原子と共に形成するか、もしくはC1-C4アルキル基、又は水素原子を表し、R15は水素原子、もしくは臭素、塩素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲン原子を表し、R16及びR17は、同一でも異なっていてもよく、水素原子又はC1-C4アルキル基を表し、D1及びD2は同一でも異なっていてもよく、窒素原子又は-CH基を表し、m=0又は1であり、R13が非置換アミノ基である場合、D1及びD2は同時に-CH基を表し、またm=0であると理解され、X-は、好ましくは塩化物、メチルスルファート及びアセタートから選択されるアニオンを表し、Eは、次の式で示される構造E1ないしE8:【化10】【化11】[上式中、R'はC1-C4アルキル基を表す]から選択される基を表し、m=0で、D1が窒素原子を表す場合、Eは次の式で示される構造E9:【化12】[上式中、R'はC1-C4アルキル基を表す]の基を表すこともできる}の化合物;から選択される少なくとも1つの化合物であるカチオン性直接染料を含有する染色用組成物において、(ii) 少なくとも1つの糖単位を有する少なくとも1種の増粘ポリマーをさらに含有してなることを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラチン繊維を染色するための組成物。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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