特許
J-GLOBAL ID:200903049052448985

発光装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-032375
公開番号(公開出願番号):特開2002-313584
出願日: 2002年02月08日
公開日(公表日): 2002年10月25日
要約:
【要約】【課題】 低消費電力で、寿命の長い発光装置および電気器具を提供する。【解決手段】 有機化合物膜403内に、正孔輸送材料からなる正孔輸送領域405と、電子輸送材料からなる電子輸送領域409と、正孔輸送材料および電子輸送材料の両方が一定の比率にて混合された混合領域407と、を設け、かつ、混合領域407とキャリア輸送領域405ないしは409との間に、前記一定の比率になるまで濃度勾配が形成された領域406および408を設け、さらに混合領域407に発光材料410をドープして発光領域を形成することで、従来の積層構造に存在する各層間の界面を排除し、なおかつ正孔輸送、電子輸送、発光の各機能は発現させる。この手法により、消費電力が低く寿命の長い有機発光素子を提供し、前記有機発光素子を用いて発光装置および電気器具を作製する。
請求項(抜粋):
陽極と、陰極と、正孔輸送材料および電子輸送材料を含む有機化合物膜と、からなる有機発光素子を有する発光装置において、前記有機化合物膜は、前記陽極から前記陰極への方向に関して順次、前記正孔輸送材料からなる正孔輸送領域と、前記正孔輸送材料と前記電子輸送材料との比率がx:y(ただし、xおよびyは正の定数)になるまで前記電子輸送材料の割合が徐々に増加する第一の濃度変化領域と、前記x:yの比率にて前記正孔輸送材料および前記電子輸送材料を含む混合領域と、前記x:yの比率よりもさらに前記電子輸送材料の割合が徐々に増加する第二の濃度変化領域と、前記電子輸送材料からなる電子輸送領域と、が接続された構造であり、かつ、前記混合領域内に、発光を呈する発光材料が添加された発光領域を設けたことを特徴とする発光装置。
IPC (2件):
H05B 33/22 ,  H05B 33/14
FI (2件):
H05B 33/22 D ,  H05B 33/14 A
Fターム (4件):
3K007AB06 ,  3K007AB11 ,  3K007DB03 ,  3K007FA01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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