特許
J-GLOBAL ID:200903049161874595

延伸フィルムの製造方法、位相差補償フィルム及び液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-023977
公開番号(公開出願番号):特開2007-203556
出願日: 2006年01月31日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】面内の遅相軸が幅方向に斜めでも生産効率に優れ、広い幅にわたり精度の高く、高品質な位相差補償フィルム及び偏光板並びに液晶表示装置を与えうる長尺の延伸フィルム及びその製造方法を提供する。【解決手段】巻取り機の巻取り方向に対する前記繰出し機の繰出し方向がなす角度θk及び前記角度θsが下記式(1)及び(2) 1°≦θs<θk≦50° ・・・(1) θs≦θk-3° ・・・(2)を満足する条件で行なうとともに、フィルムを延伸するゾーン(Z)の後半ゾーン(Z-R)の少なくとも一部のゾーン(Z-Rb)において、前記樹脂フィルムの両端の軌道のうち、先に後半ゾーン(Z-R)に到達する側の把持手段が走行する軌道をRiとし、残り一方の軌道をRoとし、Ri及びRoのそれぞれが前記巻取り方向となす角度をそれぞれθi、θoとした場合、これらが下記式(3) 0°<θi<θo≦7° ・・・(3)の条件を満たすように設定する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
長尺の熱可塑性樹脂フィルムを繰出し機から引き出し、 前記樹脂フィルムの幅方向の両端を一対の把持手段により把持し、 前記樹脂のガラス転移温度以上に保たれたゾーン(Z)内において、前記一対の把持手段を一対の軌道の誘導部に沿って誘導し、前記樹脂フィルムを前記ゾーン(Z)内の前記軌道によって形成される曲がった一対の経路部に沿って搬送させると同時に、該一対の経路部内の全体又は一部において該一対の経路部を拡幅して前記樹脂フィルムを延伸し、前記樹脂フィルムをその幅方向から角度θs傾いた方向に遅相軸を有する延伸フィルムとし、 前記延伸フィルムの両端を前記把持手段から解放し、次いで、 前記延伸フィルムを巻取り機に巻き取る工程、を含む延伸フィルムの製造方法であって、 前記巻取り機の巻取り方向に対する前記繰出し機の繰出し方向がなす角度θk及び前記角度θsが下記式(1)及び(2) 1°≦θs<θk≦50° ・・・(1) θs≦θk-3° ・・・(2) を満足する条件で行われ、 前記ゾーン(Z)の前半ゾーン(Z-F)において、前記軌道によるフィルムの進行方向を前記巻取り方向に非平行とするとともに、前記ゾーン(Z)の後半ゾーン(Z-R)において前記軌道によるフィルムの進行方向を巻取り方向とほぼ平行とし、 前記後半ゾーン(Z-R)の少なくとも一部のゾーン(Z-Rb)において、前記樹脂フィルムの両端の軌道のうち、先に後半ゾーン(Z-R)に到達する側の把持手段が走行する軌道をRiとし、残り一方の軌道をRoとし、Ri及びRoのそれぞれが前記巻取り方向となす角度をそれぞれθi、θoとした場合、これらが下記式(3) 0°<θi<θo≦7° ・・・(3) の条件を満たすことを特徴とする延伸フィルムの製造方法。
IPC (2件):
B29C 55/08 ,  G02B 5/30
FI (2件):
B29C55/08 ,  G02B5/30
Fターム (17件):
2H049BA06 ,  2H049BA42 ,  2H049BB48 ,  2H049BC03 ,  2H049BC22 ,  4F210AA12 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210AR06 ,  4F210AR07 ,  4F210QA02 ,  4F210QC03 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18 ,  4F210QL01 ,  4F210QL05 ,  4F210QL17
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る