特許
J-GLOBAL ID:200903049177142462

共役性多環式化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 浩 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-051714
公開番号(公開出願番号):特開2003-327549
出願日: 2003年02月27日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】 幅広い置換基を有するσ結合で結合した2つの芳香環を簡便かつ効率的に縮合環に変換する手法の提供。【解決手段】 アルキルリチウム及びハロゲン化クロム存在下、2環式化合物(2)と、アルキン(3)とを反応させ、3環式化合物(1)を製造する。【化1】[式中、A1及びA2は、それぞれ、同一又は異なって、水素原子、炭化水素基等を表す。B1環及びB2環は5〜10員芳香環、X1、X2、X3及びX4は脱離基を示す。]
請求項(抜粋):
下記式(1)で示される共役性3環式化合物の製造方法であって、【化1】[式中、A1及びA2は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、水素原子;置換基を有していてもよいC1〜C20炭化水素基;置換基を有していてもよい5〜10員複素環基;置換基を有していてもよいC1〜C20アルコキシ基;置換基を有していてもよいC6〜C20アリールオキシ基;置換基を有していてもよいアミノ基;置換基を有していてもよいシリル基;置換基を有していてもよいC7〜C20アルキルアリールオキシ基;置換基を有していてもよいC2〜C20アルコキシカルボニル基;置換基を有していてもよいC7〜C20アリールオキシカルボニル基;シアノ基(-CN);カルバモイル基(-C(=O)NH2);ハロホルミル基(-C(=O)-X、式中、Xはハロゲン原子を示す。);ホルミル基(-C(=O)-H);イソシアノ基;イソシアナト基;チオシアナト基又はチオイソシアナト基であり、但し、A1及びA2は、互いに架橋して、C4〜C10飽和環又は不飽和環を形成してもよく、前記環は、酸素原子、硫黄原子、珪素原子、スズ原子、ゲルマニウム原子又は式-N(B)-で示される基(式中、Bは水素原子又はC1〜C10炭化水素基である。)で中断されていてもよく、かつ、置換基を有していてもよく、X3およびX4は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、脱離基を示し、B1環及びB2環は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、置換基を有していてもよい5〜10員芳香環を示す。]アルキルリチウム及びハロゲン化クロム存在下、下記式(2)で示される2環式化合物と、【化2】[式中、X3、X4、B1環及びB2環は、上記の意味を有する。X1及びX2は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、脱離基を示す。]下記式(3)で示されるアルキンと【化3】[式中、A1及びA2は、上記の意味を有する。]を反応させることを特徴とする共役性3環式化合物の製造方法。
IPC (8件):
C07C 2/86 ,  C07C 15/27 ,  C07C 15/60 ,  C07C 67/343 ,  C07C 69/76 ,  C07D471/04 104 ,  C07D471/16 ,  C07B 61/00 300
FI (8件):
C07C 2/86 ,  C07C 15/27 ,  C07C 15/60 ,  C07C 67/343 ,  C07C 69/76 A ,  C07D471/04 104 Z ,  C07D471/16 ,  C07B 61/00 300
Fターム (32件):
4C065AA03 ,  4C065AA07 ,  4C065BB04 ,  4C065BB09 ,  4C065CC01 ,  4C065CC03 ,  4C065DD01 ,  4C065EE02 ,  4C065EE03 ,  4C065HH02 ,  4C065JJ01 ,  4C065KK01 ,  4C065LL01 ,  4C065PP03 ,  4C065PP06 ,  4C065QQ01 ,  4H006AA02 ,  4H006AC28 ,  4H006BA02 ,  4H006BA14 ,  4H006BA44 ,  4H006BB12 ,  4H006BB15 ,  4H006BB20 ,  4H006BB22 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC34 ,  4H006BJ50 ,  4H006KC30 ,  4H039CA41 ,  4H039CH10
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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