特許
J-GLOBAL ID:200903049191370745

周波数分割多重信号伝送方法、送信装置及び受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252217
公開番号(公開出願番号):特開平9-098148
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 同期用シンボルを基準に所定のルールで基準データを伝送して受信側で基準データの抜き取りを行っているが、伝送路の特性などの点から同期用シンボルの完全な検出は従来は困難である。【解決手段】 シンボル番号計数回路5はシンボル番号を演算部4の特定の実数部入力端子及び虚数部入力端子に供給して特定キャリア(例えば第m1キャリア)にシンボル番号を挿入する。このとき、シンボル番号については情報信号のような256QAM変調は行わず、16QAM変調する。従って、シンボル番号は、他の伝送情報よりも少ない多値数の多値直交振幅変調復調される。基準データ挿入回路6は、各搬送波の振幅・位相用の第1の基準データと、シンボル番号用の第2の基準データとをそれぞれ発生し、第2の基準データは演算部4の第1キャリアを発生する入力端子に入力する。
請求項(抜粋):
互いに周波数の異なる複数の搬送波のそれぞれが、各搬送波に割り当てられたシンボル単位で伝送すべきディジタル情報信号で所定の多値数の多値直交振幅変調した信号で変調されてなる直交周波数分割多重信号を送信し、受信した前記直交周波数分割多重信号を送信側と逆の処理をして元のディジタル情報信号を復号する周波数分割多重信号伝送方法において、受信側での位相、振幅補正のための伝送情報用の既知の第1の基準データを、前記直交周波数分割多重信号を構成する複数の搬送波のうち特定の搬送波で伝送すると共に、シンボル番号に対応して順次巡回的に前記特定搬送波を変更して送信し、前記直交周波数分割多重信号を構成する複数の搬送波のうち、前記シンボル番号を示す所定のビットを前記所定の多値数よりも少ない多値数の多値直交振幅変調した第1の搬送波で送信し、かつ、前記シンボル番号用の既知の第2の基準データを前記第1の搬送波の近傍周波数の第2の搬送波で送信することを特徴とする周波数分割多重信号伝送方法。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/36
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 27/00 F
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る