特許
J-GLOBAL ID:200903049205432226

マイクロ流体デバイスおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山崎 宏 ,  田中 光雄 ,  仲倉 幸典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-150181
公開番号(公開出願番号):特開2009-291758
出願日: 2008年06月09日
公開日(公表日): 2009年12月17日
要約:
【課題】微少量の流体(おもに液体)をマイクロポンプなどの送液手段を必要としないで、効率的に安定して供給でき、小型で一体構造内に複雑な3次元流路を簡便に作製できるマイクロ流体デバイスおよびその製造方法を提供する。【解決手段】このマイクロ流体デバイス1は、積層されたシート状部材2〜5で構成され、各シート状部材2〜5は多孔質材に充填材が充填されて流体が透過できない流体非透過部2A,2B,2C,3A,3B,3C,4A,4B,5A,5Bと、多孔質材からなり流体が通過可能な領域である流路6〜11とを有する。流路6〜11が多孔質材で形成されているので、この流路の多孔質構造内の毛管流動によって流体が移動する。よって、気泡などによって流路が閉塞することなく、微少量の流体に対してもマイクロポンプなどの送液手段を必要としないで、効率的に安定して流体を搬送,供給することができる。【選択図】図1B
請求項(抜粋):
流体が通過可能な多孔質材で形成されている貫通した流路を少なくとも1つ有する複数の積層部材を備え、 上記複数の積層部材は積層されており、上記積層方向に隣接する複数の積層部材の複数の上記流路が連通しており、上記連通している複数の流路が少なくとも1つの連通流路を構成しており、 上記連通流路は、上記積層方向の一端の上記積層部材に形成された上記少なくとも1つの流路を含み、 上記積層部材は、 上記流路に隣接していると共に充填材が充填されて上記流体が透過できない流体非透過部を有することを特徴とするマイクロ流体デバイス。
IPC (4件):
B01J 19/00 ,  G01N 37/00 ,  B81B 1/00 ,  B81C 3/00
FI (4件):
B01J19/00 321 ,  G01N37/00 101 ,  B81B1/00 ,  B81C3/00
Fターム (18件):
3C081AA11 ,  3C081AA18 ,  3C081BA11 ,  3C081BA23 ,  3C081BA26 ,  3C081CA05 ,  3C081CA32 ,  3C081CA36 ,  3C081CA40 ,  3C081EA27 ,  4G075AA02 ,  4G075AA39 ,  4G075BA10 ,  4G075CA02 ,  4G075DA02 ,  4G075FA01 ,  4G075FA12 ,  4G075FA14
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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