特許
J-GLOBAL ID:200903049373952294

水路流出入物監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-366250
公開番号(公開出願番号):特開平11-191191
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 水路へ流出入するくらげの検出・流出入度合の計測を簡易な画像処理手法で実現することのできる水路流出入物監視装置を提供すること【解決手段】 与えられた画像データを平均値縮小処理部4→空間フィルタ処理部5→2値化処理部6の順にデータ処理して送り、周囲の近傍画素との濃淡値の差が大きいくらげらしき部分を強調させ、当該部分が白画素となる2値画像を生成し、対象物候補検出処理部7にてくらげ候補を抽出する。画像間差分処理部10にて取得時間の異なる2つの画像の差分をとり、それを差分画像縮小処理部11を経て検出除外領域設定処理部12に与え、差分値の大きい太陽光の反射光の部分を求める。検出除外処理部8は、両処理部7,12からの出力に基づいて、反射光の領域以外に位置するくらげ候補を抽出し、一定の条件に合致したならば警報処理部9を作動して所定の警報を発する。
請求項(抜粋):
監視対象の水路を撮像して得られたビデオ画像に基づく画像データを順次受取り、所定回数の画像データから平均化画像を求めるフレーム積算平均化処理手段と、そのフレーム積算平均化処理手段から出力される平均化画像に対し設定されたブロックサイズに分割し、そのブロック内の画素の濃淡値に基づいてそのブロックの濃淡値を求めることにより縮小画像を生成する平均値縮小処理手段と、その平均値縮小処理された画像データに対し、周囲の近傍画素との濃淡値の差が大きい処理対象画素を強調するような所定の空間フィルタ処理を行う空間フィルタ処理手段と、その空間フィルタ処理手段から出力される画像データに対し、設定されたしきい値で2値化し、検出領域と非検出領域に区別する画像2値化処理手段と、前記監視対象の水路を撮像して得られたビデオ画像に基づく画像データの中で濃淡値の時間変化が一定以上となる部分を検出する手段と、その検出する手段で検出された前記部分及びその周辺部分を求め、検出除外領域を設定する検出除外領域設定手段と、前記設定された検出除外領域と、前記画像2値化処理手段により得られた2値画像に基づいて検出対象物を検出する検出手段と、その検出手段の検出結果に基づいて警報出力する警報手段とを備えたことを特徴とする水路流出入物監視装置。
IPC (4件):
G08B 21/00 ,  G06T 7/20 ,  G08B 25/00 510 ,  H04N 7/18
FI (4件):
G08B 21/00 E ,  G08B 25/00 510 M ,  H04N 7/18 W ,  G06F 15/70 410
引用特許:
審査官引用 (6件)
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