特許
J-GLOBAL ID:200903049572048335
斜面用防護柵システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-325120
公開番号(公開出願番号):特開2009-144472
出願日: 2007年12月17日
公開日(公表日): 2009年07月02日
要約:
【課題】崩落した土砂等を受け止めた状況でもネットの柵高の維持及びネット張り出しの抑制が可能で、次段の土砂や落石の受け止め機能の低下防止と、下方領域の住民の安心感確保達成する斜面用防護柵システムを得ること。【解決手段】谷側に傾斜可能に地山に固定された複数の支柱10からなる支柱列と、各支柱10に架け渡されたネット保持用の上側保持ロープ12及び下側保持ロープ14と、支柱10の谷側への傾斜に対する抵抗力を奏する様に各支柱10と地山との間に架け渡された控えロープ24と、上側及び下側保持ロープ12,14によって上下側が保持された落下物受け止め用のネット20と、上側保持ロープ、控えロープ及び/又は下側保持ロープに設けられたブレーキ手段22と、を含み、上側保持ロープ12と、控えロープ24のうち支柱列の両端に位置する支柱の端部控えロープ11と、を一連の連続ロープとして構成した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
斜面に所要の長さ範囲に亘って所定の間隔で配置され、谷側に傾斜可能に地山に固定された複数の支柱からなる支柱列と、
前記支柱列の各支柱の上部位置間に張架されたネット保持用の上側保持ロープと、
前記支柱列の各支柱の下部位置間に張架されたネット保持用の下側保持ロープと、
前記支柱の谷側への傾斜に対する抵抗力を奏する様に前記各支柱の上部位置と前記支柱より山側の地山との間に架け渡される控えロープと、
前記上側保持ロープ及び下側保持ロープによって上側及び下側が保持された落下物受け止め用のネットと、
前記上側保持ロープ、控えロープ及び/又は下側保持ロープに設けられ、負荷が加えられたときにロープの所定範囲の伸びを許容するブレーキ手段と、
を含む斜面用防護柵システムにおいて、
前記上側保持ロープと、前記控えロープのうち前記支柱列の両端に位置する支柱にそれぞれ取り付けられた端部控えロープと、が一連の連続ロープとして構成され、
該連続ロープの前記各支柱の上部位置での取り付けは、当該取付位置で前記支柱列の並び方向へのロープ移動が可能となるように非固定の取り付けとされたことを特徴とする斜面用防護柵システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
2D001PA06
, 2D001PB04
, 2D001PC03
, 2D001PD06
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特許第3131566号
-
落石吸収装置と吸収方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-057284
出願人:日本ゼニスパイプ株式会社
審査官引用 (5件)
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