特許
J-GLOBAL ID:200903049582892797

超音波画像診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-004886
公開番号(公開出願番号):特開平10-000192
出願日: 1997年01月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 ノイズ等に邪魔されることなく、所望の物体表面を正確に表現することができる超音波画像診断装置を提供すること。【解決手段】 超音波画像診断装置1は超音波の送受信等を行う超音波観測部2と、超音波観測部2から出力されるエコーデータを基に3次元画像の表示のための画像処理を行う画像処理部3と、超音波振動子を内蔵した超音波プローブ4及び超音波振動子を3次元領域を走査するように駆動する駆動部5を有し、画像処理部3はスキャンライン開始点からスキャンライン上を遠方側にスキャンした場合、表面抽出のための輝度値以上のエコーデータをつないだランに対し、ノイズ等によるランの長さに応じて設定されるランの閾値以上で、最もスキャンライン開始点に近い点を表面位置と設定することにより、ノイズ等により表面位置を誤抽出することを防止し、所望の物体表面を正確に表現する。
請求項(抜粋):
生体へ超音波を送受波し、得られた3次元領域のエコーデータを格納する3次元エコーデータ記憶手段と、前記3次元エコーデータ記憶手段に記憶された該3次元エコーデータ内における所望の断面位置を設定する断面位置設定手段と、前記3次元エコーデータ記憶手段に記憶された該3次元エコーデータ内における所望の物体表面位置を抽出する表面位置抽出手段と、前記表面位置抽出手段により抽出された該表面位置が示す表面エコーデータに陰影を付加する陰影付加手段と、前記断面位置設定手段により位置を設定された断面エコーデータと、前記陰影付加手段により陰影を付加された該表面エコーデータより3次元画像を合成する合成手段と、前記合成手段により合成された該3次元画像を表示する表示手段と、を設けた超音波画像診断装置において、前記表面位置抽出手段が、該3次元エコーデータ内において、スキャンライン開始点よりスキャンライン上を遠方にスキャンし、或るしきい値より輝度値の大きい点が所定の距離以上連続したランのうち、該スキャンライン開始点に最も近いランを抽出するラン抽出手段を設けたことを特徴とする超音波画像診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/00 ,  G06T 1/00
FI (2件):
A61B 8/00 ,  G06F 15/62 390 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Acoustic quantification を用いた左室拡張能の評価:パルスドプラ法との比較

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