特許
J-GLOBAL ID:200903049631136707
二次電池の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
深見 久郎
, 森田 俊雄
, 武藤 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-202931
公開番号(公開出願番号):特開2007-026700
出願日: 2005年07月12日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【課題】 二次電池を迅速かつ容易に昇温可能な二次電池の制御装置を提供する。【解決手段】 インバータ制御回路は、電池温度がしきい値よりも低いと判定されると、交流モータの動作点を最適動作点Aとモータ損失増加点Bとの間で交互に切替える。モータ損失増加点Bでは、モータ電流の振幅がI1からI3に増加したことによって、交流モータの3相コイルに発生する銅損が増加する。一方、最適動作点Aでは、モータ電流の振幅が減少したことによって銅損が減少する。そして、銅損が周期的に増減することに応じて、バッテリでは、銅損に相当する電力が周期的に充放電が繰り返される。この充放電によって生じたバッテリ電流の変動がバッテリの内部抵抗を発熱させて、バッテリを昇温する。以上の昇温動作は、モータ温度が交流モータの運転効率を保証しうる許容温度以上となったことに応じて禁止される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
二次電池から電力の供給を受けてモータを駆動するモータ駆動回路と、
前記二次電池の電池温度を検出または推定する電池温度取得手段と、
前記モータの出力トルクが要求トルクに一致するように前記モータ駆動回路を制御する制御回路とを備え、
前記制御回路は、
前記モータを、前記要求トルクの発生に第1の電流振幅のモータ駆動電流を要する第1の動作点で動作させる第1の制御手段と、
前記モータを、前記要求トルクの発生に前記第1の電流振幅よりも大きい第2の電流振幅のモータ駆動電流を要する第2の動作点で動作させる第2の制御手段と、
前記電池温度が所定のしきい値温度よりも低いとき、前記第1の制御手段と前記第2の制御手段とを交互に切替えて実行する切替手段とを含む、二次電池の制御装置。
IPC (5件):
H01M 10/44
, B60L 11/18
, H02P 6/16
, H02J 7/00
, H02J 7/10
FI (5件):
H01M10/44 101
, B60L11/18 A
, H02P6/02 371N
, H02J7/00 P
, H02J7/10 L
Fターム (45件):
5G003BA01
, 5G003CB01
, 5G003DA02
, 5G003FA06
, 5H030AA10
, 5H030AS08
, 5H030FF22
, 5H115PC06
, 5H115PG04
, 5H115PI16
, 5H115PI29
, 5H115PO17
, 5H115PU10
, 5H115PV07
, 5H115PV09
, 5H115PV23
, 5H115PV24
, 5H115QN09
, 5H115RB22
, 5H115SE03
, 5H115TO05
, 5H115TO12
, 5H115TO13
, 5H115TR01
, 5H115TR05
, 5H115TR14
, 5H115TR19
, 5H115TU01
, 5H115TU04
, 5H115TU11
, 5H560AA08
, 5H560BB04
, 5H560BB12
, 5H560DA10
, 5H560DC05
, 5H560EB01
, 5H560JJ01
, 5H560RR10
, 5H560SS02
, 5H560TT02
, 5H560TT07
, 5H560UA06
, 5H560XA02
, 5H560XA12
, 5H560XA13
引用特許: