特許
J-GLOBAL ID:200903049644627980
排水処理方法および装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-126257
公開番号(公開出願番号):特開2006-297336
出願日: 2005年04月25日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】 曝気槽の上流側に設置した濃度調整槽から曝気槽へ導入させる被処理排水のBOD濃度、pH、塩素濃度などを均一に維持して、曝気槽内の活性汚泥の機能障害を生じさせることなく、常に効率のよい活性汚泥処理を行うことができる排水処理方法および装置を提供する。【解決手段】 曝気槽3上流側に2つの濃度調整槽2a、2bを並列に設置する。一方の濃度調整槽で被処理排水の流入、貯留および曝気撹拌を行っている間、他方の濃度調整槽で濃度調整済み排水の曝気槽への導入を行う。これを交代で交互に行うことにより、単一の濃度調整槽で被処理排水の流入と濃度調整済み排水の曝気槽への導入が同時に行われることがない。その結果、濃度調整槽で濃度調整が未だなされていない濃度未調整の排水が一時的に曝気槽へ導入される危険がなく、常に均一に濃度調整された排水が曝気槽へ導入され、曝気槽での効果的な活性汚泥処理を行うことができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
被処理排水を少なくとも2つの並列に配置した濃度調整槽のいずれか1つに流入、貯留して一定時間曝気撹拌することにより被処理排水の汚濁物質濃度およびpHを均一にした後、この濃度調整済み排水を曝気槽へ導入して活性汚泥処理を施す工程Aと、被処理排水を前記濃度調整槽の別な1つに流入、貯留して一定時間曝気攪拌することにより被処理排水の汚濁物質濃度およびpHを均一にした後、この濃度調整済み排水を前記曝気槽へ導入して活性汚泥処理を施す工程Bとを有し、前記工程Aと前記工程Bを交互に切り替えて行うことにより、被処理排水の前記濃度調整槽のいずれかへの流入および前記濃度調整槽のいずれかからの濃度調整済み排水の前記曝気槽への導入を連続的に行なえるようにしたこと特徴とする排水処理方法。
IPC (1件):
FI (3件):
C02F3/12 B
, C02F3/12 D
, C02F3/12 M
Fターム (9件):
4D028AB00
, 4D028AC03
, 4D028AC09
, 4D028BA00
, 4D028BC01
, 4D028BC17
, 4D028BD17
, 4D028CA01
, 4D028CD01
引用特許: