特許
J-GLOBAL ID:200903049682736075

ガラス光学素子の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩澤 寿夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291024
公開番号(公開出願番号):特開平9-132417
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 形状転写性が良く、離型性が良好でプレス成形に要するサイクル時間を大幅に短縮できるガラス光学素子の成形方法の提供。【解決手段】 加熱軟化した被成形ガラス素材を、予熱した上型及び下型から成る成形型で押圧成形することによりガラス光学素子を成形する方法であって、前記ガラス素材の加熱の温度、前記上型及び下型の予熱の温度を所定の範囲内とし、かつ前記上型の予熱の温度を前記下型の予熱の温度より低い温度として、前記加熱軟化したガラス素材を前記予熱した成形型内で初期加圧し、前記初期加圧開始と同時に、または前記初期加圧の途中で、または前記初期加圧の終了後、前記上型及び下型の成形面近傍を冷却し、前記上型及び下型の成形面近傍の温度が所定温度以下になった時に成形型の圧力を解除し、成形型からガラス成形体を離型するガラス光学素子の成形方法。
請求項(抜粋):
加熱軟化した被成形ガラス素材を、予熱した上型及び下型から成る成形型で押圧成形することによりガラス光学素子を成形する方法であって、前記ガラス素材の加熱の温度をこのガラス素材の粘度が109 ポアズ未満に相当する温度とし、前記上型の予熱の温度を前記ガラス素材の粘度が109.5 〜1012ポアズに相当する温度とし、前記下型の予熱の温度を前記ガラス素材の粘度が109 〜1011.5ポアズに相当する温度とし、かつ前記上型の予熱の温度を前記下型の予熱の温度より低い温度として、前記加熱軟化したガラス素材を前記予熱した成形型内で20〜350kg/cm2 の圧力で1〜30秒間初期加圧し、前記初期加圧開始と同時に、または前記初期加圧の途中で、または前記初期加圧の終了後、前記上型及び下型の成形面近傍を20〜180°C/分の速度で冷却し、前記上型及び下型の成形面近傍の温度が前記ガラス素材の粘度が1012.5ポアズに相当する温度以下になった時に成形型の圧力を解除し、成形型からガラス成形体を離型することを特徴とするガラス光学素子の成形方法。
引用特許:
審査官引用 (13件)
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