特許
J-GLOBAL ID:200903050087821717
点火栓用複合電極の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-020758
公開番号(公開出願番号):特開平8-213150
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 多極スパークプラグの複合中心電極の径小部29を切削加工することなく成形して、径小部29の成形時間の短縮を図りながらも、不良品の発生を防止することにより、製造価格の上昇を抑える。【構成】 ニッケル合金製のビレット内に銅芯を緊密に嵌め込んで第1複合材18を形成し、その第1複合材18を前方押出し成形して、外径がφd1 の軸状部22を持つ第2複合材25を形成する。次に、第2複合材25を前方押出し成形して、軸状部22よりも先端側に外径がφd3 の径小部29を持つ段付の第3複合材28を形成し、その第3複合材28を押通し成形して、軸状部22と径小部29との間に外径がφd2 の径中部33を持つ第4複合材32を形成することにより、複合中心電極を成形する。これにより、複合中心電極の径小部29が切削加工することなく成形されるようになり、切削加工による各種の不具合を回避できる。
請求項(抜粋):
(a)耐熱性および耐食性に優れる第1金属材からなるカップ内に、熱伝導性に優れる第2金属材を有する第1複合材を形成する第1工程と、(b)前記第1複合材に前方押出し成形を施すことにより、前記第1複合材の先端側を細径化した軸状部と押出し成形を施さない残部を形成した後に、前記残部を除去した第2複合材を形成する第2工程と、(c)前記第2複合材に前方押出し成形を施すことにより、前記第2複合材の前記軸状部の先端を細径化した軸状の径小部を有する第3複合材を形成する第3工程と、(d)前記第3複合材に押通し成形を施すことにより、前記第3複合材の前記軸状部の径小部寄りを細径化して、前記径小部よりも太い径中部を形成し、且つ前記軸状部の後端部に鍔部を有する第4複合材を形成する第4工程とを備えた点火栓用複合電極の製造方法。
IPC (3件):
H01T 21/02
, H01T 13/20
, H01T 13/22
引用特許:
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