特許
J-GLOBAL ID:200903050202982266

歪補償回路および歪補償方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-165412
公開番号(公開出願番号):特開2002-359655
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】 補償量が大きく、かつ安定した特性を有する電力増幅器の歪補償回路および歪補償方法を提供する。【解決手段】 電力増幅器からの帰還信号と入力信号との誤差成分と、入力信号との振幅を基に統計的処理を行い、最小二乗法を用いて、補償される系の伝達関数を複素多項式で近似する。当該近似した伝達関数を用いて、前置歪補償器が当該入力信号に、電力増幅器で発生する非線形歪の逆の歪を付加して、当該非線形歪を補償する。
請求項(抜粋):
入力信号の非線形歪を補償する非線形歪補償手段と、前記非線形歪補償手段の出力信号を直交変調する直交変調手段と、前記直交変調手段の出力信号をアナログ変換するD/A変換手段と、前記D/A変換手段の出力信号の一部を取り出す方向性結合手段と、前記方向性結合手段の取り出した信号をディジタル変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段の出力信号を直交復調する直交復調手段と、前記入力信号を所定の時間遅延させる遅延手段と、前記直交復調手段の出力信号と前記遅延手段の出力信号との差を歪成分として検出し、該歪成分を振幅値と位相差とに極座標変換して出力する誤差検出手段と、前記遅延手段の出力信号の振幅値を出力する振幅検出手段と、前記振幅検出手段の出力する振幅値と前記誤差検出手段の出力する前記歪成分とを入力して前記非線形歪補償手段を制御する統計的処理手段と、を有し、前記統計的処理手段は、前記振幅検出手段の出力する振幅値と前記誤差検出手段の出力する前記歪成分とを所定数サンプリングし統計処理して前記非線形歪補償手段の補償伝達関数の係数を推定し、該推定した補償伝達関数の係数を前記非線形歪補償手段に設定する、ことを特徴とする歪補償回路。
IPC (4件):
H04L 27/01 ,  H04B 1/04 ,  H04L 27/20 ,  H04L 27/36
FI (4件):
H04B 1/04 R ,  H04L 27/20 Z ,  H04L 27/00 K ,  H04L 27/00 F
Fターム (11件):
5K004AA01 ,  5K004AA05 ,  5K004AA08 ,  5K004BA02 ,  5K004BC01 ,  5K004FF05 ,  5K004JF04 ,  5K060BB07 ,  5K060CC04 ,  5K060FF06 ,  5K060HH06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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