特許
J-GLOBAL ID:200903050413003370

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-247279
公開番号(公開出願番号):特開平11-082703
出願日: 1997年09月11日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 入力トルクの大きさに拘らず、常に適切な学習制御を行って、変速ショック等の不具合の発生を減少する。【解決手段】 係合側信号油圧は、ファストフィルと、所定低圧PS2を所定時間出力する低圧待機とを有するサーボ起動制御終了後、入力トルクに基づき設定される目標係合圧PTAに向けて上昇する。入力軸の回転変化開始時における回転変化率ωs′が目標値になるように、前記所定低圧PS2及び目標係合圧PTAのいずれか一方が学習補正される。この際、目標係合圧PTAが所定基準値(PS2+POFFSET)より高い場合、該目標係合圧が学習補正され、パワーオフ等の入力トルクが所定値以下で、目標係合油圧PTAが所定基準値以下の場合、上記所定低圧PS2が学習補正される。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸から動力が入力される入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、を備えてなる自動変速機の油圧制御装置において、少なくとも係合側の摩擦係合要素の油圧サーボに供給される係合圧を調圧する調圧手段と、車輌の走行状況を検出する走行状況検出手段と、前記係合側摩擦係合要素がトルク容量を生ずる直前の状態にその油圧サーボのピストンをストロークする所定高圧を出力するファストフィルと、該ピストンがストロークした状態に保持する所定低圧を出力する低圧待機と、を有するサーボ起動制御を行うサーボ起動制御手段と、該サーボ起動制御終了後、入力トルクに基づき設定される目標係合圧に向って油圧を上昇する係合制御手段と、前記走行状況検出手段に基づき算出される所定値が予め設定される目標値になるように、入力トルクに基づき選択される前記所定低圧及び前記目標係合圧のいずれか一方を補正する学習制御手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/02 ,  F16H 59:14 ,  F16H 63:12
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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