特許
J-GLOBAL ID:200903050444306940

絞り成形時のイヤリングが著しく小さい容器用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-286261
公開番号(公開出願番号):特開平9-125142
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 絞り成形工程を含み容器を製造する際に発生するイヤリングを抑制できる鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 重量%でC:0.1000%以下、必要によりTi、Nb0.002〜0.080%を含有した鋼片を、フェライト単相またはフェライト、オーステナイトの混相温度域かつ最終1パスの圧下率が20%以下、必要により潤滑、仕上げ圧延後の水冷開始時間、冷却速度を適当に制御した熱延をし、圧延組織が残存しないような温度で捲取または熱処理し、酸洗後、70〜98%で冷間圧延し、再結晶温度〜800°Cで3分以下の焼鈍を行い、その後さらに、1〜70%で再冷延を行う製造法において酸洗板から最終製品までの通算冷延圧下率を92〜98%とすることを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.1%以下、必要に応じてTi、Nbの少なくとも一方を各元素について0.002〜0.080%を含有する鋼片を、最終仕上げ圧延がフェライト単相またはフェライト、オーステナイトの混相となるような温度域で行い、かつこの温度域での最終1パスの圧下率が20%以下となるように熱間圧延し、熱延板に圧延組織が残存しないような温度で捲取または熱処理し、酸洗した後、冷延圧下率70〜98%で冷間圧延し、再結晶温度以上、800°C以下で3分以下の焼鈍を行い、その後さらに、冷延圧下率1〜70%でかつ酸洗板から最終製品までの通算冷延圧下率が92〜98%となるように再冷延を行うことを特徴とする絞り成形時のイヤリングが著しく小さい容器用鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (3件):
C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/14
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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