特許
J-GLOBAL ID:200903050524707236

フィルタ係数算出装置、フィルタ係数算出方法、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および、音声信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-031236
公開番号(公開出願番号):特開2008-197284
出願日: 2007年02月09日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】タップ数に制限のある場合においても音響特性を精度よく補正可能とする。【解決手段】本発明に係るフィルタ係数算出装置20では、ゲイン補正特性算出部3が、再生系17のゲイン特性の逆特性を有する直線位相フィルタに対応するインパルス応答を算出し、その中から予め設定されたフィルタのタップ数と同数の、ピーク値を含む時間的に連続したインパルス応答を切り出し、そのインパルス応答の周波数特性を、ゲイン補正特性として算出する。そして、位相補正特性算出部4が、再生系17の周波数特性の逆特性から、該逆特性のゲイン特性を正規化して位相補正特性を算出し、フィルタ係数算出部6が、補正特性合成部5において合成された上記ゲイン補正特性と上記位相補正特性との合成補正特性から再生特性補正フィルタのフィルタ係数を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
音場を含んで構成される再生系の音響特性を補正する再生特性補正フィルタのフィルタ係数を算出するフィルタ係数算出装置であって、 上記再生系のゲイン特性の逆特性を有する直線位相フィルタに対応するインパルス応答を算出する直線位相インパルス応答算出手段と、 上記インパルス応答のうち、予め設定されたフィルタのタップ数と同数のインパルス応答であって、ピーク値を含む時間的に連続したインパルス応答の周波数特性を、ゲイン補正特性として算出するゲイン補正特性算出手段と、 上記再生系の周波数特性の逆特性から、該逆特性のゲイン特性を正規化して位相補正特性を算出する位相補正特性算出手段と、 上記ゲイン補正特性と上記位相補正特性とを合成して得られる合成補正特性を有するフィルタのフィルタ係数を、上記再生特性補正フィルタのフィルタ係数として算出するフィルタ係数算出手段とを備えていることを特徴とするフィルタ係数算出装置。
IPC (4件):
G10K 15/00 ,  H04R 3/04 ,  H03H 17/00 ,  H03H 17/02
FI (4件):
G10K15/00 M ,  H04R3/04 ,  H03H17/00 601J ,  H03H17/02 631
Fターム (1件):
5D020CE02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
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