特許
J-GLOBAL ID:200903050543015124

Mgを含有する超大入熱溶接用鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-104679
公開番号(公開出願番号):特開平11-293382
出願日: 1998年04月15日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 超大入熱溶接時でも旧γ粒の成長を抑制でき、溶接部HAZ靱性を向上できる鋼を提供する。【解決手段】 粒子径が0.2〜5.0μmのMg含有酸化物を核にして、酸化物の周辺に析出した硫化物あるいは窒化物よりなる酸化物と硫化物あるいは/および窒化物とからなる複合粒子を1mm2 当たり10〜1000個含有し、かつ、粒子径が0.005〜0.1μmのMgOないしはMg含有酸化物を核にして、酸化物を包含もしくは周辺に析出した窒化物より構成される大きさ0.01〜2.0μmの酸化物-窒化物の複合粒子を1mm2当たり1.0×144 〜1.0×108 個含むことを特徴とする超大入熱溶接用鋼。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.02〜0.20%、Si:0.02〜0.50%、Mn:0.3〜2.0%、P :0.03%以下、S :0.0001〜0.03%、Al:0.0005〜0.01%、Ti:0.003〜0.05%、Mg:0.0001〜0.015%、O :0.0005〜0.008%を含有し、さらにZr:0.0001〜0.05%、Ta:0.0001〜0.05%、Nb:0.0001〜0.05%の1種以上を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼であって、粒子径が0.2〜5.0μmのMg含有酸化物を核にして、酸化物の周辺に析出した硫化物と窒化物のいずれか一方または双方より構成される該酸化物との複合粒子を1mm2 当たり10〜1000個含有し、かつ、粒子径が0.005〜0.1μmのMgOないしはMg含有酸化物を核にして、該酸化物を包含もしくは周辺に析出した窒化物より構成される大きさ0.01〜2.0μmの酸化物-窒化物の複合粒子を1mm2 当たり1.0×104〜1.0×108 個含むことを特徴とする超大入熱溶接用鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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