特許
J-GLOBAL ID:200903050654090192

構造物の基礎構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-251354
公開番号(公開出願番号):特開2004-092049
出願日: 2002年08月29日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】本発明は、施工性が良く、低コストで液状化による被害を抑制できる構造物の基礎構造を提供する。【解決手段】低層構造物5は、マットスラブ8と、ドレーンパイプ9により構成される基礎6を有している。マットスラブ8は、上層に排水層10が設けられ、ドレーンパイプ9が貫通する孔8aが平面視で並列配置をなすように複数設けられている。孔8aを貫通するドレーンパイプ9は、その上端部が前記マットスラブ8の排水層10に位置するまで、孔8aから液状化地盤1の内方に鉛直に挿入され、排水層10とドレーンパイプ9により連通される。上述する基礎6は、地震等により周辺の液状化層1内に生じた過剰間隙水をドレーンパイプ9により集水した上で、マットスラブ8の上面に設けられた排水層10までくみ上げることにより、過剰間隙水圧の上昇を抑制し、液状化現象の発生を防止するものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
下層を構成する非液状化層と、上層を構成する液状化層と、その上面に位置する表層とを有する地盤上に構築される低層構造物を支持する構造物の基礎構造であって、 前記液状化層の上位層あるいは表層に設けられて、前記低層構造物の最下床部と基礎版の両者を兼ねるマットスラブと、 前記表層から前記液状化層内に鉛直に挿入される複数のドレーンパイプとにより構成されており、 前記マットスラブには、上面に排水層が設けられるとともに、前記ドレーンパイプが貫通される複数の孔が平面視で並列配置されており、 該孔に前記ドレーンパイプが挿入されるとともに、ドレーンパイプの上部が、前記排水層に連通していることを特徴とする構造物の基礎構造。
IPC (3件):
E02D27/34 ,  E02D3/02 ,  E02D3/10
FI (3件):
E02D27/34 Z ,  E02D3/02 ,  E02D3/10 101
Fターム (4件):
2D043CA15 ,  2D043DD15 ,  2D043EA06 ,  2D046DA17
引用特許:
審査官引用 (6件)
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