特許
J-GLOBAL ID:200903050732545550

吸入空気流量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-088261
公開番号(公開出願番号):特開2003-287453
出願日: 2002年03月27日
公開日(公表日): 2003年10月10日
要約:
【要約】【課題】 従来、流量センサの出力に対して補正を加える領域が、センサ出力の流量換算値がマイナスの逆領域に限定されていたため、演算によって求める平均吸入空気流量と、真の吸入空気流量の平均値とが一致しない。【解決手段】 補正基準値決定手段22で、エンジン運転状態に応じた補正基準値Qxを求め、逆流側出力補正手段23で、流量センサ8の出力値Vのうち、補正基準値Qxよりも逆流方向側の逆流出力値Vgを補正して逆流側補正出力値Vg’を求める。そして、流量算出手段9で、流量センサ8の出力値Vのうち、補正基準値Qxよりも順流方向の出力値Vjから求められる吸入空気流量Qjと、逆流側補正出力値Vg’から求められる逆流側吸入空気流量Qgとを基に、平均吸入空気流量Qを求める。これによって、エンジンの運転状態によらず、エンジンの広い運転に応じて、平均吸入空気流量Qを高い精度で測定できる。
請求項(抜粋):
(a)エンジンの吸気管内に配置され、発熱抵抗体を用いて前記吸気管内を流れる吸入空気の順流方向の空気流量と逆流方向の空気流量とが測定可能な流量センサと、(b)前記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、(c)この運転状態検出手段によって検出された前記エンジンの運転状態に応じて補正基準値を決定する補正基準値決定手段と、(d)前記流量センサの出力値のうち、前記補正基準値よりも逆流方向側の出力値を補正して逆流側補正出力値を求める逆流側出力補正手段と、(e)前記流量センサの出力値のうち、前記補正基準値よりも順流方向側の出力値と、前記逆流側出力補正手段で求められた前記逆流側補正出力値とに基づいて平均吸入空気流量を求める流量算出手段と、を備える吸入空気流量測定装置。
IPC (4件):
G01F 1/68 ,  F02D 41/18 ,  F02D 45/00 366 ,  G01F 1/696
FI (4件):
G01F 1/68 A ,  F02D 41/18 B ,  F02D 45/00 366 B ,  G01F 1/68 201 Z
Fターム (17件):
2F035AA02 ,  2F035EA03 ,  2F035EA09 ,  3G084AA03 ,  3G084BA04 ,  3G084DA04 ,  3G084FA07 ,  3G084FA10 ,  3G084FA33 ,  3G301HA01 ,  3G301JA20 ,  3G301MA01 ,  3G301NB05 ,  3G301PA01Z ,  3G301PA11Z ,  3G301PE01Z ,  3G301PF03Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (1件)

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