特許
J-GLOBAL ID:200903050755990119

非可逆回路素子および通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-155379
公開番号(公開出願番号):特開2001-320206
出願日: 2000年05月25日
公開日(公表日): 2001年11月16日
要約:
【要約】【課題】 コストアップを招くことなく、小型で且つ所定の周波数帯域で大きな減衰量が得られるようにした非可逆回路素子、該非可逆回路素子とともに構成した非可逆回路、および、それを用いた通信装置を得る。【解決手段】 直流磁界が印加されるフェライト54に中心導体51,52,53を互いに交差させて配置し、中心導体51のポート部P1に接続されているコンデンサC1の下面にインダクタL1を設ける。コンデンサC1とインダクタL1とは直列共振回路を構成し、アイソレータを通過する信号に対してトラップフィルタを構成する。この直列共振回路の共振周波数は、素子の通過帯域の中心周波数の略2倍に設定されて基本波の2倍波を減衰させる。また、基本波周波数においては容量性のインピーダンスとなり、中心導体51の等価インダクタンスと組み合わせれて基本波周波数の整合容量として作用する。
請求項(抜粋):
直流磁界が印加される磁性体に複数の中心導体を互いに交差させて配置し、該複数の中心導体のうち少なくとも1つの中心導体とアースとの間に、該非可逆回路素子の通過帯域の中心周波数よりも高い周波数の共振周波数を有する直列共振回路を接続した非可逆回路素子において、前記直列共振回路を、コンデンサのコールドエンドとインダクタのホットエンドとを直接接続して形成した非可逆回路素子。
IPC (2件):
H01P 1/36 ,  H01P 1/383
FI (2件):
H01P 1/36 A ,  H01P 1/383 A
Fターム (3件):
5J013EA01 ,  5J013FA03 ,  5J013FA07
引用特許:
審査官引用 (5件)
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