特許
J-GLOBAL ID:200903050976433184

スリップ制御される自動車ブレーキ装置の油圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-513860
公開番号(公開出願番号):特表平11-512678
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】装置の構造体積を減少させるようにする。油圧装置(10)は,段付き孔(25)によって形成さされた緩衝室(17)を有している。その直径対長さ比は1:3と1:12との間である。緩衝室(17)の閉鎖部材(35)は半径方向のかん合力を受けて孔(25)内に収容されており,開口側でかしめ部(37)によって保持されている。緩衝室孔(25)の小径の区分(28)は,油圧装置(10)が使用位置にある状態で,少なくともほぼ水平に延びる孔軸線(32)を,大径の孔区分(26)に対して偏心的に上方に向かってずらされていて,両方の孔区分(26,28)の外とう面が少なくとも1つの点において少なくともほぼ一直線に続いている。ほっそりと構成された緩衝室(17)は油圧装置(10)のケーシングブロック(11)内に取り付けスペースを節減して配置することができ,かつ簡単に排気することができる。この油圧装置(10)はスリップ制御される自動車ブレーキ装置に使用されるものである。
請求項(抜粋):
スリップ制御される自動車ブレーキ装置のための油圧装置(10)であって,緩衝室(17)が設けられており,この緩衝室は入口側を,脈動流を生ぜしめる手段,特に高圧ポンプ(15)と接続され,かつ出口側を出口導孔(22)と接続されており,緩衝室(17)は油圧装置(10)のケーシングブロック(11)内に配置されており,ケーシングブロック内にはブレーキ装置の別の要素(12,13,14)が設けられており,緩衝室(17)は段付き孔(25)によって形成されており,この段付き孔はケーシングブロック(11)の側面(27)から発していて,閉鎖部材(35)によって外部に対して閉鎖されており,油圧装置(10)が使用位置にある状態で,脈動流を生ぜしめる手段(15)からの入口導孔(20)が緩衝室孔(25)の大径の区分(26)内に下側から開口しているのに対し,緩衝室孔の上方の小径の区分(28)から出口導孔(22)が発している形式のものにおいて,緩衝室孔(25)の直径対長さ比が1:3と1:12との間であり,緩衝室(17)の閉鎖部材(35)が半径方向のかん合力を受けて孔(25)内に収容されていて,開口側でかしめ部(37)によって保持されており,緩衝室孔(25)の小径の区分(28)は,油圧装置(10)が使用位置にある状態で,少なくともほぼ水平に延びる孔軸線(32)を,大径の区分(26)に対して上方にずらされていて,両方の孔区分(26,28)の外とう面が少なくとも1つの点において少なくともほぼ一直線に続いていることを特徴とする,スリップ制御される自動車ブレーキ装置のための油圧装置。
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (11件)
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