車両用空調装置

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：伊藤洋二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-053712
公開番号（公開出願番号）：特開2003-320842
出願日： 2003年02月28日
公開日（公表日）： 2003年11月11日
要約：

【要約】【課題】蓄冷式の車両用空調装置において、電磁弁による冷媒通路の開閉機能を必要とせずに、冷房能力および蓄冷機能を良好に発揮できるようにする。【解決手段】少なくとも停車時に車両エンジン4を停止する制御を行う車両に搭載され、車両エンジン4により駆動される圧縮機1と、車室内への送風空気を冷却する蒸発器8と、蒸発器8と直列に設けられ、蓄冷材11aを有する蓄冷熱交換器11とを備え、圧縮機1の稼働時には低圧冷媒により蓄冷材11aを冷却して蓄冷材11aに蓄冷し、車両エンジン4が停止して圧縮機1が停止したときには、蒸発器8と蓄冷熱交換器11との間で冷媒を循環して、蒸発器8で蒸発した気相冷媒を蓄冷材11aの蓄冷熱により冷却して液化する。

請求項（抜粋）：

車両エンジン(4)により駆動される圧縮機(1)と、前記圧縮機(1)から吐出された高圧冷媒の放熱を行う高圧側熱交換器(6)と、前記高圧側熱交換器(6)を通過した冷媒を減圧する減圧手段(7、70)と、前記減圧手段(7、70)により減圧された低圧冷媒を蒸発させて車室内へ送風される空気を冷却する蒸発器(8)と、前記蒸発器(8)と直列に設けられ、蓄冷材(11a)を有する蓄冷熱交換器(11)と、前記蓄冷熱交換器(11)で発生する液冷媒を前記蒸発器(8)に循環する液冷媒循環手段(15)とを備え、前記圧縮機(1)の稼働時に前記低圧冷媒により前記蓄冷材(11a)を冷却して前記蓄冷材(11a)に対する蓄冷を行い、一方、前記蓄冷材(11a)の蓄冷熱による放冷冷房を必要とする条件を判定したときは、前記液冷媒循環手段(15)を作動させて前記液冷媒を前記蒸発器(8)に循環し、前記蒸発器(8)で蒸発した気相冷媒を前記蓄冷材(11a)の蓄冷熱により冷却して液化することを特徴とする車両用空調装置。

IPC (3件)：

B60H 1/32 621 , B60H 1/08 611 , F25B 13/00 351

FI (3件)：

B60H 1/32 621 A , B60H 1/08 611 J , F25B 13/00 351

Fターム (1件)：

3L092TA13

引用特許：

出願人引用 (7件)

蓄冷型冷蔵庫
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-040840 出願人：株式会社日立製作所, 九州電力株式会社
自動車用冷房装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-006232 出願人：日産自動車株式会社
蓄熱式冷房装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-314944 出願人：三菱電機株式会社

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審査官引用 (5件)

蓄冷型冷蔵庫
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-040840 出願人：株式会社日立製作所, 九州電力株式会社
自動車用冷房装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-006232 出願人：日産自動車株式会社
蓄熱式冷房装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-314944 出願人：三菱電機株式会社

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