特許
J-GLOBAL ID:200903051661532555

タービンブレードの冷却空気排出スロットに対する改善

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 川口 義雄 ,  小野 誠 ,  大崎 勝真 ,  坪倉 道明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-004827
公開番号(公開出願番号):特開2005-201273
出願日: 2005年01月12日
公開日(公表日): 2005年07月28日
要約:
【課題】亀裂の形成を回避し、かつプラットフォームとブレードとの間の結合ゾーンを冷却するスロットを有するタービンブレードを提案する。【解決手段】ブレードは、ブレードベース16の付近に配置された底部排出スロット30aを有し、底部排出スロット30aは、キャビティ28内に開口する開口部38が設けられた末端壁部36、セットバック壁部32、ブレードベース16の近傍に配置された底壁部34、セットバック壁部32と底壁部34との間に形成された底縁部40、および底壁部34と底部結合ゾーン26との間に形成された底肩部42を含み、底部排出スロット30aの底縁部40および底部排出スロット30aの底肩部42の両方は、それぞれ実質的に丸められた形状の横断面を有し、それによってスロット30aの開口部38と底部結合ゾーン26、58の間のいかなる突出する角度をも回避する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ターボ機械のタービンブレード(10、50)であって、 径方向にブレードベース(16)からブレード先端部(18)へ延び、かつ軸方向に前縁(20)から後縁(22)へ延びる翼(14)と、 底部結合ゾーン(26、52)によってブレードのベース(16)に結合された少なくとも一つの底部プラットフォーム(24、52)と、 径方向にブレード先端部(18)からブレードベース(16)へ延びる少なくとも一つのキャビティ(28)、キャビティの径方向端部における少なくとも一つの空気入口開口部、およびブレードの後縁(22)に沿って配設された複数の排出スロット(30、30a、30b)からなる冷却回路とを有し、 前記タービンブレードが、ブレードベース(16)の付近に配置された底部排出スロット(30a)を有し、前記底部排出スロット(30a)が、 キャビティ(28)内に開口する開口部(38)が設けられた末端壁部(36)と、 セットバック壁部(32)と、 ブレードベース(16)の近傍に配置された底壁部(34)と、 セットバック壁部(32)と底壁部(34)との間に形成された底縁部(40)と、 底壁部(34)と底部結合ゾーン(26、58)との間に形成された底肩部(42)とを含み、 底部排出スロット(30a)の底縁部(40)および底部排出スロット(30a)の底肩部(42)の両方が、それぞれ実質的に丸められた形状の横断面を有し、それによって前記スロット(30a)の開口部(38)と底部結合ゾーン(26、58)との間のいかなる突出する角度をも回避することを特徴とする、ターボ機械のタービンブレード。
IPC (3件):
F01D5/18 ,  F01D9/02 ,  F02C7/18
FI (3件):
F01D5/18 ,  F01D9/02 102 ,  F02C7/18 A
Fターム (8件):
3G002BA02 ,  3G002BA06 ,  3G002BB04 ,  3G002GA05 ,  3G002GA07 ,  3G002GA08 ,  3G002GB01 ,  3G002GB04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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