特許
J-GLOBAL ID:200903051990201276

自動変速機のロックアップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-198439
公開番号(公開出願番号):特開2000-027986
出願日: 1998年07月14日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 コーストロックアップ時にロックアップ容量の低下で振動を防止すると共に、容量の低下程度を常に過不足のないものにし得るようになす。【解決手段】 ロックアップ領域でアクセルペダルから足を放した瞬時t1 から所定時間ΔTが経過する瞬時t2 までの間、ロックアップクラッチ締結差圧PLを振動防止用に所定差圧PLSまで低下させ、その後、締結差圧PL をスロットル開度TVOに応じた時間変化勾配αで漸増させる。所定差圧PLSは、コーストロックアップ状態でトルクコンバータがスリップを生じないぎりぎりの差圧学習値PLEに差圧補正値ΔPL を加算して求め、差圧補正値ΔPL を上記差圧制御の開始直前における車速およびエンジン回転数に応じたものとすることで、差圧学習値PLEと相まって、コーストロックアップ時における振動防止と、差圧PL の再上昇の応答性とを、常に高い次元で両立させることができる。
請求項(抜粋):
伝動系にトルクコンバータを具えた自動変速機において、該トルクコンバータの入出力要素間をロックアップクラッチの締結により直結すべきロックアップ領域でアクセルペダルを釈放するコーストロックアップ時に、前記ロックアップクラッチの締結差圧を所定時間中、所定差圧まで低下させると共に、該所定時間の経過時よりロックアップクラッチの締結差圧を漸増させるよう構成し、前記所定差圧を、前記コーストロックアップ状態でトルクコンバータが微小スリップを生じる差圧学習値に差圧補正値を加算して求めるよう構成したことを特徴とする自動変速機のロックアップ制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 61/14 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44
FI (2件):
F16H 61/14 601 J ,  F16H 61/14 601 Q
Fターム (5件):
3J053CA03 ,  3J053DA04 ,  3J053DA06 ,  3J053DA24 ,  3J053EA20
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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