特許
J-GLOBAL ID:200903052012735419

溶接金属部の靭性に優れた高強度ベンド管およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-343469
公開番号(公開出願番号):特開平11-172375
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 API規格X100以上の高強度と良好な溶接部靭性を有するベンド管を提供する。【解決手段】 溶接金属部が、低C-高Mn-Ni-Cr-Mo-微量Tiを含む限定された成分系で、かつ(1)式のP値を限定した成分組成であり、平均粒径で10μm以下のオーステナイトから変態したベイナイトを体積分率で70%以上含有するミクロ組織のベンド管。780°C〜880°Cの温度域に加熱後、曲げ加工し直ちに10°C/秒以上の冷却速度で水冷することで上記ミクロ組織とする製造法。【効果】 上記高強度高靭性ベンド管が安定して製造できるようになり、パイプラインの安全性が著しく向上した。
請求項(抜粋):
溶接金属部が、重量%にて、C :0.03〜0.10%、Si:0.6%以下、Mn:1.5〜2.2%、P :0.015%以下、S :0.010%以下、Ni:0.80〜2.5%、Cr:0.20〜1.5%、Mo:0.20〜1.5%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.06%以下、N :0.001〜0.010%、O :0.050%以下を含有し残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ下記(1)式で定義されるP値が0.23〜0.40の範囲の成分組成であり、さらに平均粒径で10μm以下のオーステナイトから変態したベイナイトを体積分率で70%以上含有するミクロ組織を有していることを特徴とする溶接金属部の靭性に優れた高強度ベンド管。 P=C+0.11Si+0.03Mn+0.02Ni +0.04Cr+0.07Mo+1.46Nb ・・・(1)
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/10 ,  C21D 9/08 ,  C21D 9/50 101 ,  C22C 38/58
FI (5件):
C22C 38/00 301 Z ,  C21D 8/10 B ,  C21D 9/08 F ,  C21D 9/50 101 A ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (6件)
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