特許
J-GLOBAL ID:200903052062911129

試料チップ解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-374432
公開番号(公開出願番号):特開2003-172701
出願日: 2001年12月07日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】蛍光物質の励起光や外乱光に影響されることなく試料に結合された被検試料に標識された蛍光物質からの発光を確実、かつ高精度に検出して被検試料の解析作業を効率化することができる試料チップ解析装置及び解析方法を提供する。【解決手段】入射される光を導波可能な基板上に多数の試料を固定した試料チップを保持する試料チップ保持部材を試料チップの長手方向及び長手直交方向へそれぞれ移動する第1及び第2移動装置と、白色光源と、試料チップの試料に反応させる被検試料に標識された蛍光物質を励起させる波長の光を選択する出力側フィルタ部材と、透過光を各光照射部材に導入する光ファイバー束と、一対の光照射部材間の試料チップに相対して設けられ、試料チップの試料と反応した被検試料に標識され励起した蛍光物質から発光を選択的に透過する受光側フィルタ部材と、透過した所定エリア毎の発光に応じた電気信号を出力する受光装置とを備える。
請求項(抜粋):
入射される光を導波可能な基板上に多数の試料を固定した試料チップを保持する試料チップ保持部材を試料チップの長手方向及び長手直交方向へ移動させる第1及び第2移動装置とと、波長400〜700nmの光を出力する白色光源と、試料チップの試料に反応させる被検試料に標識された蛍光物質を励起させる波長の光を選択する出力側フィルタ部材と、試料チップの長手直交方向端面及び長手方向端面のいずれかに相対して設けられ、第1及び第2移動装置のいずれかにより相対する端面間方向へ移動する一対の光照射部材と、出力側フィルタ部材を透過した光を各光照射部材に導入する光ファイバー束と、一対の光照射部材間の試料チップに相対して設けられ、試料チップの試料と反応した被検試料に標識されて光により励起した蛍光物質から蛍光波長を選択的に透過する受光側フィルタ部材と、受光側フィルタ部材を透過した蛍光の強度分布を電気信号に変換して出力する受光装置とを備え、一対の光照射部材を相対する試料チップの端面間方向へ移動させると共に試料チップをその長手方向及び長手直交方向へ移動させながら基板内部にて入射される光を全反射させて試料に反応する被検試料に標識された蛍光物質を励起して発光させ、受光装置に受光される所定エリア毎の蛍光強度分布を電気信号に変換し、該電気信号に基づいて被検試料を解析可能にする試料チップ解析装置。
IPC (3件):
G01N 21/64 ,  G01N 33/533 ,  G01N 33/536
FI (4件):
G01N 21/64 G ,  G01N 21/64 F ,  G01N 33/533 ,  G01N 33/536 D
Fターム (17件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043CA04 ,  2G043DA02 ,  2G043DA05 ,  2G043DA06 ,  2G043EA01 ,  2G043FA01 ,  2G043GA04 ,  2G043GA07 ,  2G043GB01 ,  2G043GB18 ,  2G043GB19 ,  2G043HA01 ,  2G043HA05 ,  2G043JA03 ,  2G043LA03
引用特許:
出願人引用 (5件)
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