特許
J-GLOBAL ID:200903052253237592

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 大庭 咲夫 ,  加藤 慎治 ,  樋口 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-325572
公開番号(公開出願番号):特開2005-088771
出願日: 2003年09月18日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 走行路面が所定の低μ路面であると判定した場合に低μ路面用のアンチスキッド制御を実行するアンチスキッド制御装置において、同走行路面が同所定の低μ路面であるか否かを精度良く判定できるものを提供すること。【解決手段】 この装置は、氷上路にて運転者がブレーキ操作を行って車輪に過度のスリップが発生する場合、各駆動輪の車輪速度Vw(従って、各駆動輪の車輪加速度DVw)の値が車両の駆動系統の固有振動数に相当する所定の周期で変動する傾向があること、及び、外気温度が一般に所定温度以下となる場合が多いことに着目し、駆動輪の車輪加速度の変動成分DVwflucの変動が同駆動系統の振動を表す状態が継続していて、且つ、外気温度が同所定温度以下であるとき、走行路面が氷上路であると判定し、大きい減速度を維持することよりも車輪の回転速度を回復させることを優先する氷上路面専用のABS制御を実行する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
車両の各車輪の車輪速度を取得する車輪速度取得手段と、 少なくとも前記取得された車輪速度に基づいて前記各車輪のホイールシリンダへ供給されるブレーキ液圧を少なくとも減圧・増圧することで同ブレーキ液圧を調節し、同各車輪に過度のスリップが発生することを防止するアンチスキッド制御を実行するアンチスキッド制御手段と、を備えたアンチスキッド制御装置であって、 前記車両が走行している位置における外気温度を取得する外気温度取得手段と、 前記アンチスキッド制御が実行されておらず、且つ前記各車輪にブレーキ液圧による制動力が付与されている場合において、前記取得された車輪速度に基づく値の変化の経緯と、前記取得された外気温度とに基づいて、前記車両が走行している路面が氷上路を含む所定の低摩擦係数を有する路面であるか否かを判定する路面判定手段と、 前記車両が走行している路面が前記所定の低摩擦係数を有する路面であると判定されたとき、前記アンチスキッド制御の制御態様を、同所定の低摩擦係数を有する路面用の制御態様に設定する制御態様設定手段と、 を備えたアンチスキッド制御装置。
IPC (2件):
B60T8/58 ,  B60R16/02
FI (3件):
B60T8/58 H ,  B60T8/58 Z ,  B60R16/02 661B
Fターム (13件):
3D046BB23 ,  3D046BB28 ,  3D046HH02 ,  3D046HH15 ,  3D046HH23 ,  3D046HH36 ,  3D046HH39 ,  3D046HH46 ,  3D046JJ02 ,  3D046JJ06 ,  3D046JJ11 ,  3D046JJ16 ,  3D046JJ21
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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