特許
J-GLOBAL ID:200903052704506789

自動車用空気入りタイヤ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-374206
公開番号(公開出願番号):特開2000-198319
出願日: 1998年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】トレッド部をキャップトレッド層とアンダートレッド層との2層構造にし、転動抵抗の低減と操縦安定性の向上を図るにあたって、設定条件を緩和可能にした自動車用空気入りタイヤ及びその製造方法を提供する。【解決手段】 アンダートレッド層4bをベルト層5aの幅の30〜70%の範囲でかつベルト層5bからタイヤ径方向に0.5〜2.0mmまでの範囲からなるセンター領域と、そこから連続してベルト層5aの両端部から最大で片側30mm外側まで延長する範囲でかつ厚さ1.0〜5.0mmの範囲からなるショルダー領域とで互いに異なるゴム組成物から構成し、センター領域にJIS-A硬度が65〜80の範囲で軟化剤の配合量がキャップトレッド層4aより10重量部以上少ないゴム層4b1 を配置すると共に、ショルダー領域にJIS-A硬度が50〜70の範囲で軟化剤の配合量がキャップトレッド層4aより10重量部以上少ないゴム層4b2 を配置し、かつゴム層4b1 の損失正接に対するショルダー領域のゴム層4b2 の損失正接の比率を2/3以下にする。
請求項(抜粋):
トレッド部におけるカーカス層の外周側に2層のベルト層を配置すると共に、該トレッド部をキャップトレッド層とアンダートレッド層との2層構造にした自動車用空気入りタイヤにおいて、前記アンダートレッド層をタイヤ赤道を中心として1番ベルト層の幅の30〜70%の範囲でかつ2番ベルト層からタイヤ径方向に0.5〜2.0mmまでの範囲からなるセンター領域と、該センター領域から連続して前記1番ベルト層の両端部から最大で片側30mm外側まで延長する範囲でかつ厚さ1.0〜5.0mmの範囲からなるショルダー領域とで互いに異なるゴム組成物から構成し、前記センター領域にJIS-A硬度が65〜80の範囲でゴム100重量部に対する軟化剤の配合量が前記キャップトレッド層よりも10重量部以上少ない配合系を持つゴム層を配置すると共に、前記ショルダー領域にJIS-A硬度が50〜70の範囲でゴム100重量部に対する軟化剤の配合量が前記キャップトレッド層よりも10重量部以上少ない配合系を持つゴム層を配置し、かつ前記センター領域のゴム層の損失正接(tanδ1)に対する前記ショルダー領域のゴム層の損失正接(tanδ2)の比率(tanδ2 / tanδ1)を2/3以下にした自動車用空気入りタイヤ。
IPC (5件):
B60C 11/00 ,  B29C 45/00 ,  B29C 47/00 ,  B29D 30/08 ,  B29L 30:00
FI (6件):
B60C 11/00 B ,  B60C 11/00 C ,  B60C 11/00 D ,  B29C 45/00 ,  B29C 47/00 ,  B29D 30/08
Fターム (25件):
4F206AA45 ,  4F206AB03 ,  4F206AB07 ,  4F206AD20 ,  4F206AG03 ,  4F206AH20 ,  4F206JA07 ,  4F206JB11 ,  4F206JW33 ,  4F207AA45 ,  4F207AB03 ,  4F207AB07 ,  4F207AD20 ,  4F207AG03 ,  4F207AH20 ,  4F207KA01 ,  4F207KB11 ,  4F207KW33 ,  4F212AH20 ,  4F212VA07 ,  4F212VC02 ,  4F212VD04 ,  4F212VD20 ,  4F212VK34 ,  4F212VL32
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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