特許
J-GLOBAL ID：200903052803435133
液体収容室を有する液体収容容器への液体充填方法及び液体充填装置
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
丸島 儀一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-204475
公開番号（公開出願番号）：特開平11-048490
出願日： 1997年07月30日
公開日（公表日）： 1999年02月23日
要約：
【要約】【課題】 負圧発生部材収納室と液体収納室とを有する大型の液体収容容器に対し、注入精度の高く生産性に優れる液体充填方法、及び液体充填装置を提供する。【解決手段】 大気連通部と液体供給部とを備え内部に負圧発生部材を収納する第1室と、該第1室と連通する連通部を備えるとともに前記連通部を除いて実質的な密閉空間を形成するための第2室と、前記第2室の前記連通部から上方へ延在する隔壁と、を備え、前記隔壁に毛管力発生部を形成するとともに前記第1室から前記第2室に大気を導入する大気導入路を備える液体収容容器に対して液体を充填する液体充填方法であって、液体収容容器全体を減圧する工程と、前記減圧工程で所定の減圧状態に保持された容器に、第1室の大気導入路近傍の負圧発生部材にインクが充填される前に第2室内の液体充填を完了する工程と、を有することを特徴とする。
請求項（抜粋）：
液体噴射ヘッドに液体を供給するための液体供給部と大気と連通する大気連通部とを備え内部に負圧発生部材を収納する第1室と、該第1室に対しての連通を除いて実質的な密閉空間を形成するための第2室と、を有し、前記液体供給部を底面に設けるとともに、前記第1室から大気を液体の供給のために前記第2室内へ供給するための気液交換促進構造を前記第1室内に備える液体収容容器に対して液体を充填する方法であって、前記液体収容容器を密閉状態にして容器全体を減圧する減圧工程と、前記減圧工程で所定の減圧状態に保持された容器に、前記液体噴射ヘッドへの液体供給時の姿勢で、前記第1室内の前記負圧発生部材の気液交換促進構造近傍領域が液体で充填される前に前記第2室内の液体充填を完了する第2室内液体充填工程と、前記第2室内液体充填工程後、前記液体供給部から前記第1室内に液体を充填する第1室内液体充填工程と、前記第1室内液体充填工程後、前記第1室の密閉状態を解除する解除工程と、を有することを特徴とする液体充填方法。
引用特許：
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