特許
J-GLOBAL ID:200903052832947763
固体撮像装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-250602
公開番号(公開出願番号):特開2002-064751
出願日: 2000年08月22日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 1個のフォトダイオードと、4個のトランジスタと、1個のコンデンサからなる画素構成の固体撮像装置では、フィールドシャッター機能とkTCノイズキャンセル機能のどちらか一方しか使用できない。【解決手段】 トランジスタM1によるコンデンサCeのリセット後に、電荷転送用トランジスタM5をオンとしてフォトダイオードPDで光電変換された電荷をコンデンサCeに転送して蓄積させる。続いて、トランジスタM5をオフとすることを全画素同時に行ってから、同じ行の画素のトランジスタM1及びトランジスタM3をオンさせて所定電位をCDS回路5へ出力させる。続いて、トランジスタM6をオンとし、かつ、トランジスタM3をオンさせてコンデンサCeに蓄積されたフィールドシャッター機能による電荷に対応した信号をCDS回路5へ出力させる。これにより、CDS回路5ではkTCノイズをキャンセルできる。
請求項(抜粋):
フォトダイオードと、前記フォトダイオードが光電変換して得られた電荷を電位変化に変換する変換部と、前記変換部をリセットするためのリセット用トランジスタと、前記変換部の電位を外部へ出力する出力手段とを備える画素が、二次元マトリクス状に又は一次元ライン状に複数配列されており、前記画素からの信号電圧と信号電圧が乗っていないバックグラウンドノイズのみの状態の2つをサンプリングして、その差を取ることによりノイズを除去するノイズキャンセラを備えた固体撮像装置において、前記画素内において、前記フォトダイオードと前記変換部の間に電荷を一時蓄積するためのコンデンサを設け、前記コンデンサと前記フォトダイオードの間には第1の電荷転送用トランジスタを、前記コンデンサと前記変換部の間には第2の電荷転送用トランジスタをそれぞれ設け、前記リセット用トランジスタによる前記変換部のリセット後に、信号の乗っていないバックグラウンドノイズのみの電位を前記出力手段で出力して前記ノイズキャンセラに保存した後、前記フォトダイオードで光電変換し前記第1の電荷転送用トランジスタを通して全画素同時に前記コンデンサに転送して蓄積しておいた電荷を前記第2の電荷転送用トランジスタを通して前記変換部へ転送し、その結果該変換部で生じた新たな電位を前記出力手段で前記ノイズキャンセラへ出力し、該ノイズキャンセラにおいて予め保存しておいた前記バックグラウンドノイズのみの電位との差分を取って、その差分を真の信号として取り出す制御手段を有することを特徴とする固体撮像装置。
IPC (2件):
FI (3件):
H04N 5/335 P
, H04N 5/335 E
, H01L 27/14 A
Fターム (20件):
4M118AA01
, 4M118AA05
, 4M118AB01
, 4M118BA14
, 4M118CA02
, 4M118DB01
, 4M118DD09
, 4M118DD10
, 4M118DD11
, 4M118DD12
, 4M118FA06
, 4M118FA08
, 4M118FA33
, 4M118FA39
, 5C024CX06
, 5C024CX47
, 5C024CX54
, 5C024GY35
, 5C024HX35
, 5C024HX40
引用特許:
前のページに戻る