特許
J-GLOBAL ID:200903052942489329
不動態膜形成用オーステナイト系ステンレス鋼および不動態膜形成方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-046133
公開番号(公開出願番号):特開平7-252631
出願日: 1994年03月16日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 鉄分を含まない酸化クロムを主成分とする酸化不動態膜を1.5nm以上確実に形成できる不動態膜形成用オーステナイト系ステンレス鋼および不動態膜形成法を提供することを目的とする。【構成】 最表面における回折X線の回折角2θの42度から44度未満の範囲にて検出される最大ピークの強度値(I1)と44度から46度未満の範囲にて検出される最大ピークの強度値(I2)との強度比(I2/I1)が、4/100以上であることを特徴とする。この鋼を不活性ガス中においてべーキングを行いステンレス鋼の表面から水分を除去し、次いで、不活性ガスと、500ppb〜2%のH2Oガスとの混合ガス雰囲気中において、300°C〜600°Cの温度で熱処理を行うことにより実質的に鉄分を含まない酸化クロムを主成分とする酸化不動態膜を最表面から少なくとも1.5nm以上形成することを特徴とする。
請求項(抜粋):
最表面における回折X線の回折角2θの42度から44度未満の範囲にて検出される最大ピークの強度値(I1)と44度から46度未満の範囲にて検出される最大ピークの強度値(I2)との強度比(I2/I1)が、4/100以上であることを特徴とする不動態膜形成用オーステナイト系ステンレス鋼。
引用特許:
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