特許
J-GLOBAL ID:200903052958945790

パワーウインドウ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-297208
公開番号(公開出願番号):特開平11-131908
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】パワーウインドウ装置の回路が水に濡れた状態であっても、下降スイッチをオン操作したとき、ウインドウガラスを下降できるようにしたパワーウインドウ装置を提供する。【解決手段】 ドア電子制御装置(ドアECU)が回路内でリークし、ドアECUからトランジスタTR1,TR2に制御信号が入力されると、リレーコイル21,23が励磁して、リレー接点が25,26が同時にオン状態となり、駆動モータMは駆動しない。このとき、浸水検出器30の第1電極31と第2電極31間がリークする。このリークにより、トランジスタTR5がオン作動可能となる。この状態で下降スイッチ28をオン操作すると、リレーコイル23は両端子が短絡して消磁されるため、そのリレー接点26が接地する。すると、リレーコイル21のみが励磁されるため、駆動モータMが正転され、ウインドウガラスが下降する。
請求項(抜粋):
ウインドウガラスを下降又は上昇駆動する駆動源と、前記駆動源の両端子に対して、それぞれ接続された一対のリレー接点であって、各リレー接点は電源供給のための電源側接点、接地側接点及び可動接点をそれぞれ備え、可動接点が前記電源側接点、接地側接点間を選択的に切換接続する第1リレー接点及び第2リレー接点と、励磁時には前記第1リレー接点の可動接点を電源側接点に接続して前記駆動源を下降作動するとともに、消磁時には、第1リレー接点の可動接点を接地側接点に接続する第1コイルと、前記第1コイルの励消磁を行う下降スイッチを含む下降スイッチング手段と、励磁時には前記第2リレー接点の可動接点を電源側接点に接続し、前記駆動源を上昇作動するとともに、消磁時には、第2リレー接点の可動接点を接地側接点に接続する第2コイルと、前記第2コイルの励磁・消磁を行う上昇スイッチング手段とを備えたパワーウインドウ装置において、浸水時にリークにより導通可能に設けられたリーク検出回路と、前記リーク検出回路に接続され、前記リーク検出回路のリーク時の導通と、前記下降スイッチのオン作動に基づいて前記第2コイルの両端を短絡する短絡スイッチング手段とを備えたことを特徴とするパワーウインドウ装置。
IPC (2件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/17
FI (2件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/17 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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